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チューク諸島

世界臨時艦隊が壊滅した今、


残された希望は一つだけ


栗松航空打撃部隊は希望と成れるのか?


そして、南下を始めるロシアと中国


その目的は?


暴走する運命は誰が止めるのか?


現在、

カザフスタンとモンゴルが無条件降伏し世界の最前線は一気に南下した

その最前線に所属する国は


フィンランド、ポーランド、ウクライナ、トルコ、イラン、アフガニスタン、パキスタン、インド、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、インドネシア、パプアニューギニア、オセアニア地域、アメリカ合衆国・ミッドウェー諸島・アリューシャン列島、


以上が、現時点で前線に所属する国、

そして、今も攻められている国である


「......世界の四分の一が奴らに占領されているのか、これは第三次世界大戦が起こりかねないぞ」

ブツブツ言うのは、日本の総理大臣、泉家 あきひろ である

何故、ここいるかと言うと


この前の日本奪還作戦のとき、ドサクサに紛れ要塞を抜け出し手漕ぎボートでチューク諸島まで漕いで来たのだ、

何はともあれ、何処にそんな体力が有ったのやら?


「泉家、今はまだ動ける状態ではない」

窓の外を指差し菊池が言う


「......そうだな」


一方、洋上では栗松が猛威を振るっていた


「赤城ッ!!!遅いッ!!!もっと早く早く舵を切れッ!!!

伊号500ッ!!!何故潜航しないッ!!!鉄の棺桶で死にたいのかッ!!!

敷島ッ!!!沈められたいのかッ!!!フルスピード出せッ!!!

宗谷ッ!!!魚雷を避けたいなら浅瀬ギリギリに入れッ!!!

しまね丸ッ!!!艦上機飛ばして早く対潜警戒しろッ!!!

武藏ッ!!!サイレンも無しに主砲発射するなッ!!!甲板員を殺したいのかッ!!!

加賀の南雲ッ!!!いちいち、雷装爆装変換するなッ!!!艦上機出す前に撃沈されるぞッ!!!

きりしまッ!!!上に隙がありすぎだッ!!!急降下何回決められてるんだッ!!!

赤城の泉家ッ!!!加賀の横井の操艦を見習えッ!!!

以上ッ!!!もう一回やり直しッ!!!」

ブチ切れ寸前の栗松による

本日三度目の演習が幕を開いた


    ー14時間後ー


合計8回もやり直しをして、

今日一日は幕を閉じた、夜間の演習は危険とのことで見送り、

そのため、艦隊は明日の朝まで自由時間

現在、チューク諸島はリラックスモードである

その中でも一際リラックスしている存在たちが居た


赤城:「もう、くたくたやからほっといてぇな...」


加賀:「お姉ちゃん!ご飯ぐらい食べよ!」


敷島:「朝日ちゃん、水とって...」


朝日:「どうぞ」


初瀬:「お姉ちゃん!オーバーヒートしたんだって!」


三笠(護衛艦):「頑張り過ぎないように」


蒼龍:「いや~、サイダーっておいしいね!」


飛龍:「ドンだけ疲れてるんですか?」


こんごう:「123、124、125、...」


きりしま:「お姉ちゃん頑張りすぎ!」


みょうこう:「いやはや、食べる気も失せたわい...」


ちょうかい:「ちゃんと食べなさい」


あしがら:「おしゃけぇ~、持ってきてぇ~」


あたご:「いけません!」


瑞鶴:「あ、脚が...もう、だめ...」


翔鶴:「シップ貼るからちょっと待て」


三笠(戦艦):「面!胴!面!胴!...」


ひゅうが:「ちょッ!やめてお姉ちゃん!」


いせ:「いいじゃん、疲れたときはひゅうがちゃんに癒してもらうんだもん♥」


明石:「うわ~、ひゅうがさん大変そう...」


宗谷:「南極よりは軽いと思うけど?」


しまね丸:「あれ?私のサイダーは?」


樫野:「もう飲んだでしょ!?」


伊500:「あぁ、もう演習なんて大嫌い...」


武藏:「いや~、いい運動をした」


賛否両論の栗松式強化訓練、

これが明日も行われると思うと同情しかねない

一方、赤城の艦橋は重要人物が集まっていた


栗松:「反省会を行う」


泉家(秋平):「山本君、君結構今日がんばたねぇ」


山本:「いえいえ、貴方に比べれば軽いものです」


南雲:「艦長、操艦凄かったですね」


横井:「へへへ、何のその!」


菊池:「いつ出動ですか?」


泉家あきひろ:「......時期は来る、だから待て菊池」


その後、明日のラインナップが発表され、

反省会は終わりを告げた


そして、赤城の艦内では


「あぁ、もう今日ははよ部屋に戻って寝よかさかいに...」

疲れで独り言出まくりの赤城

角を曲がると山本と泉家がいた


「あれまぁ艦長と山本はんこんな時間にどないしたんですか?」


「アッ!山本君後よろしく!」

足早に去っていく艦長、風呂場の事を後悔してるようだ


「あ...二人っきりになっちゃたね、」

戸惑う山本


「山本はん!」

目をキラキラさせる赤城


「な、なに?」


「一緒に寝ぇへんか!」


「...へ?」


いい終わらないうちに山本は自分の部屋にワープ?していた


「あれ、俺の部屋...」


その後、山本の眠れない夜が始まったとさ...




「......このまま、成績が向上すれば、」


「あぁ、ギリギリ今月中には出撃できる」


「......じゃぁ、頼んだよ、鉄チャン」


「俺を誰だと思ってるんだ、ヒロ君...」


夜中の艦橋に笑い声が響く




作者:今回のゲスト誰かなぁ?


村田:ウイッス!村田でーす


作者:雷撃のスペシャリスト、村田 宗太指揮官さんでーす


村田:というわけで、お便り待ってまーす


作者:終わるの早くない!?


村田:ネタないもん!


作者:はぁ~、感想も待ってるよ


村田:では、またね、

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