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カ号作戦発令

ついに発令されたカ号作戦


負ければ全滅


勝てば英雄


第二の南雲機動部隊に


栗松航空打撃部隊は成れるのか?


それとも、歴史の闇に葬られるのか?


運命の一戦が幕を開ける


ここは、ジャワ島 スラバヤ、

ここで、スマトラ級巡洋艦の3隻が栗松航空打撃部隊と別れ、

アンダマン海への哨戒航行を行う手はずになっている。

ルソン島からずっと水先案内してきただけあって乗組員が別れを惜しんでいた


「ありがとう...タナッグ提督、貴方たちのことは日本国民が忘れません!」

今挨拶してるのは栗松航空打撃部隊の最高責任者、栗松 鉄兵 である。


「イエイエ、貴殿たちこそ、頑張ってください。それでは、また何時か会う日まで。」

ひげの生えたこのハンサムのおじさんが タナッグ・カバエナ提督(78才) である。


「それでは、総員ッ!!敬礼ッ!!」

甲板上の、艦橋の乗組員全員が一糸乱れぬ敬礼を見せる


「おお、でも、こちらの敬礼は一味違いますよ。」

そういうと、海兵が一列に並びドミノ倒しのように敬礼の連鎖を見せた


それを見守る存在が赤城の艦橋の上に居た。


「中々やるやないか、スマトラはん。」

そう言うのは赤城


「いえいえ、そちらの方が整っていて綺麗でしたよ。」

赤城の隣で喋るのはスマトラ級巡洋艦の一番艦 スマトラ


「いや...一人ずれとった...」

苦笑いしながら言う赤城


「いやぁ...こちらなんて六人ずれていました...」

同じく苦笑いするスマトラ

すると、


「お姉~ちゃん!あれ?何で苦笑いしてるの?」

陽気なスマトラ三兄弟で最も陽気な子、二番艦 カリマンタン の艦魂、カリマンタン


「あれ?確かあんたは...Kalimantan?」

何気英語の発音が完璧な赤城、どこで覚えたのやら?


「はい!そうです、私がカリマンタンです!」

元気に答えるカリマンタン


「元気ええなぁ...あれ?スラウェシは?」

辺りを見回す赤城


「あぁ、スラウェシなら、他の方々とお好み焼きパーティーしています。」

あっけなく答えるスマトラ


「ほな、うちらも行こか?」


「はい!」


「ヤッホー!」


一方、ここは、三笠(戦艦)の会議室、

そこにはたくさんの戦姫がいた。


ひゅうが:「あッ!お姉ちゃん!それ私の!」


いせ:「いいじゃん!いいじゃん!一緒だから♥」


みょうこう:「いやはや、愉快じゃけんのう。」


ちょうかい:「その口調やめられない?」


スラウェシ:「お好み焼き最高ーッ!!!」


こんごう:「あれ?三笠元帥!?現場復帰ですか!?」


三笠(戦艦):「おお、金剛!護衛艦になったんだって?」


きりしま:「......(パクパク)」


あしがら:「ウィ~、おしゃけ持ってこ~ひ、ヒック!」


あたご:「そんなに飲んだら死んじゃうよ!」


敷島:「ウ~ン、私もう駄目...」


三笠(護衛艦):「!!!...姉貴!どうしたんだ!」


朝日:「日本酒飲まされたみたい。」


初瀬:「いや~選り取り緑だね~加賀!」


加賀:「いや~、どの子にしようかなぁ~?」


山本(人):「おい、そこの二人危なくないか?」


赤城:「いえ、元々から危ないんや。」


カリマンタン:「わ、私、目を付けられたみたい...」


スマトラ:「私が守る!さあ、かかってきなさい!」


音:ガチャ


泉家(人):「なッ!お好み焼きッ!」


横井(人):「よぉよぉよぉよぉッ!オィッス!横井です。」


南雲(人):「...あれ?赤城!?」


あれ?南雲?いつの間に...


さて、そんなつかの間のパーティーは、すぐに過ぎてしまい、

スマトラ、カリマンタン、スラウェシは出撃、

そのあとを追うように3日後、

栗松航空打撃部隊はカリマータ海峡を目指し北上、

その場で待機となった。

刻一刻と忍び寄るロシア艦隊、

赤城に打電が入ればすぐに出撃できるように全艦で準備が整った。





          ー14時間経過ー





「敵!見ユ!プーケットより400㎞!大ニコバル島沖合いよりアンダマン海への侵入を確認!」

赤城のスピーカーが音を上げる


そして、栗松の下した号令は...




       ー富士山ー




「フジヤマノボレ 0712ッ!!!Z旗を上げろッ!!!」

カラカラと言う滑車の音とともに赤城の艦橋のマストにZ旗が掲げられた


航空母艦の甲板と言う甲板はすべて艦上機が占拠しており


空母で一番輝く瞬間、一番緊張感の伝わる瞬間であった


そしてこの日、この瞬間に、日本は日本の全てを賭けた。


火蓋はもう切り落とされた。



作者:ヤッホヨーイ!航空母艦だぜ!


エンター:偉く寂しくなったなぁ


作者:皆戦っているんです...


エンター:お前も明日テストじゃん。


作者:高校のテストはきついよ


エンター:まぁ、頑張れ。


作者:それでは、また今度!ハバァナイスディ!


エンター:スぃーユーネクストタイム!


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