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強襲

無線封鎖による奇襲に成功した栗松航空打撃部隊


次に待ち受ける試練は!?


ここは、造船の町 呉

その沖合いには今回の英雄たちが停泊していた。

定期検査のため、5日後にはドック入りする予定だ、

現在、ドックの中には、蘭州級駆逐艦 3番艦 長春 が調査のため、入っている。

中国人乗員は、全員宿泊施設に移されている。

そんな中、総理官邸のある一室では緊張が走り続けていた。


「これ...マジですか。」

冷や汗がポタポタ落ちる菊池。


「......あぁ、マジだ。」

いたって動じない泉家。


「ここって...」


「......旅順(リュイシュン)だ。」


「やつらにとっては、最寄り駅ですよ!」


「......」


「もしもし?」


「......」


「ねぇ、泉家?」


「......Zzz」


「よく寝れますね...」



そのころ、別の場所、怒和島沖では、着々と作戦は進行していた、


「いいな、よし今だ!」

そういうとその艇は貨物船の陰から現れた。


「もう少しだ、」

艇長が、帽子をかぶり直す




ここは、呉の沖合い江田島付近、ドック入りのために火薬や艦上機をすべて陸揚げした赤城などが泊まっていた、艦内はまさに自由時間であった。

そんな中、一人の少女が、一人の青年に声を掛けていた。


「五十六はん!」

赤城の使う独特の関西弁が山本の耳に届く


「ん?なんだ?赤城、なんか用か?」

突然呼ばれたため、頭の上はハテナで埋め尽くされた。


「あの、うちがドック入りしたら、五十六はんは、どうするんですか?」


「そうだなぁ、陸に上がって寿司でも食うか。」


「じゃあ、お土産頼むで、」


「分て...」



音:ウオオオオオオン!



「総員戦闘配置!もう一度いう!総員戦闘配置!」

怒り心頭の栗松の声、尋常じゃない緊張感が艦隊を包み込む


「敵!ロシア海軍!タランタル型コルベット!ミサイル飛来!」

レーダー手が悲鳴を上げる


「迎撃用意ッ!!!敷島型は魚雷を発射しろッ!!!」

栗松の的確な指示が飛ぶ


「だめです、近すぎて迎撃できません!」


「南無三ッ!」


赤城にとってはとてつも長く感じたが、それも終わる。




音:ガァァァァン




「ウッ!!!」

その場にしゃがみこむ赤城。


「赤城!大丈夫か!」

駆けつける山本。


「大丈夫やで、前のうちとは違うから。」




艦橋では報告の嵐が起きていた


「飛行甲板損傷!」


「格納庫は!」


「装甲板で受け止めました、」


「魚雷到達までは!」


「あと、5秒!」




4秒




3秒




2秒




1秒




遠くのほうから水柱が立ったのが見えた。


「ロシアもか、」


「司令、どういたしますか?」


「赤城の復元を優先させろ、泉家総理に直接電話する。」


このとき、すでに泉家は、何かを計画していた。

だが、それが何か分からない



「......もしもし、私だ。」




作者:ヤッホヨーイ!航空母艦だぜ!


エンター:ウィッス!お便りとどいてねぇな、


作者:いつか届く!そう信じて、


敷島:それでは皆さん、また今度。


全員:ハバァナイスディ!!!

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