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惑星qX-93の或る真実  作者: tsubupu
調査員Aの記録

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調査レポート Number.01

<<調査員A

君にしてもらいたいのは約■年前、惑星qX-93上のほぼすべての生物が忽然と消えた謎について調査をすることだ。


20XX年 Y月Z日

無事惑星qX-93に着陸。

調査を開始する。

めぼしい建造物を見つけ次第探索したが、特筆すべき情報なし。


提出されたレポートは以上のみだが、以下に調査員Aに取り付けた盗聴器と思考を読みとる装置を使って、この日の調査員Aの状況をまとめ、文面に書き起こしたものを残しておく。



異常を検知しました。このまま着陸しますか?

アラートが鳴ってるな。どこか故障でもしたのかな。

「うーんと...まぁこれぐらいなら問題ないかな」

誰に言ってるんだろ。この探査機内には俺しか乗ってきてないのに。

ここのボタンを押して、これでよし。


(しばらく沈黙が続く)


プシュー

ドン

よし。惑星qX-93に無事着陸できた。

探査機から降りよう。

あ、そういえばこの保護服着ていかないと。

危ない危ない。


探査機から出て、地面を踏みしめる。

この惑星重力小さいんだな。

ざっざっ

これは小さな一歩だけど、俺にとっては大きな飛躍だな。

この惑星の生物が忽然といなくなった原因を探せ、だっけ。

ちょうどここは山になってるっぽいしいったん頂上に登ってから考えるか。


ざっざっざっざ...

(歩いている音が約3時間ほど続く)


ふうやっと頂上に着いた。

あ、なんかあっちの方に大きい建造物がたくさん集まってる場所がある。

そこに向かってみるか。


ざっざっざっざ...

(歩いている音が約2時間ほど続く)


何時間歩いたんだろう。

けど不思議に足はまだ疲れてないな。重力が小さいからか。

もう少し歩けばあの大きな建造物の近くに着くな。

ここのあたりから地面の材質が変わってきたな。

なんだろう。

さっきまでは柔らかくてほんの少しだけ沈み込むような感覚だったけど、硬くて少し反発するような感覚になったな。


ざっざっコツコツ...

(歩いている音が約10分ほど続く)


やっと建物についたか。

最初にこの建物の中で何かめぼしいものがないか探索するか。

まず入り口はどこだろう。

あ、あそこだけ材質が違うな。もしかしたらあそこが入口かもしれない。


どうやって開けるんだろう。

あ、ここに二つ突起があるな。そこを押してみるか。

ギギギ

よし開いたな。奥に進もう。


何もないな。

何かあるとしたら少し大きな箱かな?

けどそれも中にこの惑星の生物が消えた原因になるようなものは入っていないっぽいからな。

この建物はハズレか。

とりあえずここから出よう。


もう外は寒し疲れたな。

一旦このあたりで探査機に戻るか。

たしかこの服のこのボタンを押せば探査機がこっちの方に自動的にくるんだっけ?便利だな。


(少しの間沈黙が続く)


ブォーン

何の音かと思ったけど探査機が来る音か……

もう探査機に戻って寝るか。

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