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歓声のあとに ―忘れられた旗印―  作者: 草花みおん
第二章 旗印の乙女、再び

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なんでもいい

石畳を打つ足音が乾いた音を残し、やがて広場の中央にある古井戸の前で止まった。ルミナは縁に手をつき、肩で大きく息をする。喉が焼けるように熱く、胸は痛いほどに締めつけられていた。


孤児院に置かれた金貨の箱。子どもたちの歓声。マルティナの泣き笑いの顔。


――「これで暮らせる」「もう冬を越せる」


皆の言葉が頭にこびりつき、耳の奥で何度も反響する。嬉しいはずの声が、ルミナには鋭い刃のように感じられた。


水面を覗き込む。映っているのは涙で歪んだ自分の顔。そこには「旗印の乙女」と呼ばれた少女の誇らしさなどひとかけらもなく、ただ押し潰されそうな娘の姿しかなかった。


「……行きたくない」


井戸の深みに声が落ちていく。反響すらなく、消えていった。


爪が石に食い込み、指先に痛みが走る。それでも離せなかった。離したら、そのまま崩れ落ちてしまいそうで。


ルミナの脳裏に、あの夜の出来事がよみがえる。


孤児院の門前に、得体の知れない影が集まっていた。どうにもならないと胸が凍りついたそのとき――


パチン、と火打石の音が闇を裂いた。


次の瞬間、仕掛けが連鎖を始める。たいまつが一斉に燃え上がり、油を染み込ませた羽毛が炎をまとって宙に舞った。赤と橙の光が夜空を満たし、まるで火の鳥が羽ばたくかのように広がっていく。さらに小玉が弾けるように破裂し、パンッ、パンッと乾いた音が連続した。樽が倒れ、鉄板がぶつかり合い、ガランッ、ガシャーンと轟音が路地を揺らす。炎と光の中心に立っていたのは、必死に棒を握るわたし。震えて立ちすくむだけの娘にすぎなかったのに、汗と涙に濡れた顔は光の粒子を散らして黄金色に輝き、人々の目には「旗印の乙女」として映ってしまった。――だが本当は違う。あの夜、火と混乱を生み出したのはわたしではない。


ほんの影のような人影を見た記憶がある。痩せた背。火の光に照らされてもなお闇と同化するような輪郭。名も知らず、顔も曖昧なまま。


――けれど確かに、あの夜、誰かが自分を助けてくれたのだ。


「幻なんかじゃない……」


井戸に映る自分へ向けるように呟く。あの影に、もう一度会いたい。旗印と呼ばれる前の、自分がただ震える少女だった時に、救ってくれた存在。


広場を吹き抜けた風が水面を揺らす。波紋に歪んだ顔は、別の誰かのように見えた。その別人が、今の自分に問いかけてくるようだ。


――「あなたは誰?」


答えられない。自分の名前を言えば、それは旗印の乙女を意味してしまう。けれど「ただのルミナ」と答えることも、もうできなかった。


唇を噛み、もう一度水面にささやく。


「……会いたい」


その声は先ほどよりもはっきりしていた。


その瞬間。背後で、足音が止まった。石畳に柔らかく響く音。気配は自分の名を知っている誰かのものだった。


「ルミナ?」


背後から自分の名を呼ばれ、ルミナは肩を震わせた。振り返ると、木の桶を抱えたリオが立っていた。


「やっぱりここにいた!」


息を切らし、頬を赤く染めたリオは、安堵と苛立ちを半分ずつ混ぜた顔で言った。


「孤児院に戻ったら大騒ぎだったんだよ。どうして飛び出したの?」


ルミナは言葉を失い、井戸の水面を見つめた。揺れる水に映る顔は涙で滲み、頼りなく歪んでいた。


「……私なんかじゃない」


絞り出した声は小さく震えていた。


「英雄なんて……“旗印の乙女”なんて……私じゃないのに」


リオは一瞬黙り込み、深く息を吐いた。そして肩をすくめ、強がるように口を開く。


「だったら無理に笑うことなんてないよ」


「……え?」


「みんな勝手に“旗印の乙女”って呼んで、都合よく見てくれるんだから。

あんたがどんな顔をしてても、誰も気にしない」


皮肉を混ぜた声。だがその奥には優しさがにじんでいた。


「……リオ」


ルミナが顔を上げると、リオはにっと笑った。


「私は気づくけどね。あんたが泣きたい顔してるときも」


その笑みは強がりの仮面だった。けれど瞳は真剣で、まっすぐだった。胸の奥に温かさが広がり、ルミナの口元がわずかにほころぶ。


「……リオって、意地悪」


「そう? でも泣き顔よりはマシでしょ」


やり取りの短い間に、重苦しい空気が少しほどけた。だが井戸の水面に映る顔は、まだ完全には笑っていない。その影を見て、リオが言葉を飲み込んだ。次に出てくる言葉は、ルミナの未来を変える問いになる。リオは井戸の水面に映る自分たちの輪郭を見つめ、ゆっくりと問いを放った。


「……ねえ、ルミナ。本当はどうしたいの?」


ルミナは喉の奥につかえていた言葉を押し出した。


「孤児院が襲われたときに……騒ぎを起こして、私を助けてくれた“影”の人に会いたいの」


リオの緑の瞳が一瞬だけ大きくなる。けれどすぐに、現実に引き戻すように細められた。


「……その“影”、本当にいたの?」


「いた。あの混乱がなかったら、私は捕まってた」


「でも、誰も見てないよ」


リオは視線を水面から外し、広場の雑踏へと泳がせる。


「マルティナも、巡回の兵も、隣家の人だって。『突然どこかで板が割れて人が叫んだ』って話は聞いたけど、誰がやったかは誰も知らない。ねえ、見間違えじゃないの?」


ルミナは首を振る。


「見間違えじゃない」


リオは唇を噛んだ。


「……それか、そいつは誘拐団の仲間かもしれない。わざと騒ぎを広げて、別の場所で子どもを攫う手口ってあるって、兵の人が言ってた」


「違う」


即答に、リオの肩がぴくりと跳ねた。


「どうして言い切れるの」


「わからない。でも――あのとき背中を押された感じがしたの。『逃げろ』って言われたみたいに。怖かったのに、足が勝手に動いた」


リオはしばし黙り、井戸の縁に両手を置いた。指先が白くなる。


「……ルミナ、噂ってね、一度歩き始めると止まらないの。『影の助っ人』なんて話、街が勝手に形を決めて、最後には“なかったこと”にしちゃう」


「だから、確かめたいの」


「確かめて、もし本当に“やつらの仲間”だったら?」


「それでも、私には“助け”だった。……それにね」


ルミナは水面を覗き込み、声を落とした。


「心当たりがあるんだ。あの騒ぎを起こせるのは、あの子しかいないって」


リオは目を細め、息をのむ。


「……あんた、そういうことを平気で言うから……」


「ごめん」


「謝らないで。ずるいけど、嫌いじゃない」


ルミナの口元がわずかに緩む。けれどリオの瞳には、まだ消えない不安の影が揺れていた。


「条件つきで行く」


「条件?」


「危なかったらすぐ戻る。私が“戻ろう”って言ったら戻る。いい?」


「……うん」


「それと」


リオはルミナの袖をぎゅっとつまむ。


「誰にも、このことは言わない。わかった?」


「わかった」


二人は井戸の前から一歩離れる。遠くで秤が鳴り、鳩が石畳をつつく音が小さく響く。世界は相変わらずの顔をしているのに、足元だけが少し軋む。


「……行こう」


ルミナが言うと、リオは小さくうなずいた。


「ねえ」


「なに?」


「もし本当に“影”がいたら――」


リオはそこまで言って、言葉を飲み込んだ。代わりに、袖を引く手の力だけが強くなる。二人は視線を合わせ、同時に裏通りの方へ顔を向けた。昼でも薄暗い路地の口が、飲み込むように開いている。石畳を踏み出した瞬間、風が向きを変えた。路地の奥、積まれた木箱の脇で、黒がかすかに――揺れた。


二人は井戸を離れ、石畳を踏みしめながら路地へと進んだ。昼でも薄暗い裏通り。倉庫が並び、木箱や樽が積み上げられている。風が通らず、空気はじっとりと湿っていた。


「……ねえ、ルミナ。本当にここなの?」


リオが袖をつかみ、声を落とす。緑の瞳は不安に揺れている。


「ここで聞いたの。いつもこの辺りにいるって」


ルミナは囁くように答えた。だが心臓は早鐘を打っている。心当たりがある、と言い切ったものの、それが正しいのかどうか、自信はなかった。


「でも、誰もいないじゃない」


リオの声は震えていた。強がりの仮面の奥に、怯えが透けている。それでもルミナは歩を止めない。奥へ、さらに奥へ。


やがて路地は狭まり、日差しすら届かなくなった。ひんやりとした空気に鳥肌が立つ。耳に届くのは、自分たちの足音と、どこかで水滴が落ちる音だけ。


「ねぇ? いるの?」


リオが恐る恐る声をかけた。返事はない。沈黙が重く降りかかる。ルミナは立ち止まり、暗がりに向かって声を投げた。


「……いるんでしょ?」


その瞬間――。積み上げられた木箱の影がゆらりと揺れた。ただの風にしては不自然な動き。輪郭が膨らみ、まるで闇そのものが形を取るように。


リオが息を呑む。


「ルミナ……なにか、いる……!」


暗がりから、一つの姿が浮かび上がり始めた。


暗がりの中から、ひとりの姿がゆっくりと浮かび上がってきた。痩せた体つき。栄養が足りないのか、背丈は子どものように低い。だがその瞳は年齢を裏切るほど鋭く、光を吸い込む闇のようだった。


リオが小さく声を震わせる。


「……こ、子ども?」


その声は相手を驚かせるどころか、石畳に落ちて消えていった。ルミナは一歩前へ進み、胸の奥にある疑問を吐き出す。


「あのとき……孤児院を襲った夜に、たすけてくれたのは、あなたでしょ?」


少年の瞳がかすかに揺れた。だが返ってきた声は冷たく、感情を押し殺していた。


「助けたつもりはない」


低く、短い言葉。


「……え?」


「俺は同胞を止めたかっただけだ」


その響きに、リオの顔がさっと青ざめる。


「同胞……って……まさか……」


少年は視線を逸らさず、ただ一言を置いた。


「……チェスタ人だ」


リオの瞳から血の気が引いた。その瞬間、彼女は桶を蹴るように後ずさり、影のように振り返って駆け出した。


「リオ!」


ルミナが呼びかけても、リオの背は振り返らない。恐怖に突き動かされた足音だけが、路地に響き渡っていった。残されたルミナと、影の少年。張りつめた沈黙が、狭い路地を覆った。


リオの足音が遠ざかり、狭い路地には重たい静けさが降りた。井戸の広場から聞こえていたざわめきも、この場所には届かない。


ルミナは逃げ去った友の背中を見つめ、胸の奥で小さく息を吐いた。それから、目の前の少年に向き直る。


「……ごめんね」


少年は答えない。拳を握り直し、わずかに視線を逸らした。その仕草だけが、胸の奥の感情を静かに語っていた。


やがて、低く乾いた声が落ちた。


「だから……止める」


「止める?」


ルミナは問い返す。


少年は影のように立ち尽くし、吐き出すように言葉を重ねた。


「俺たちが悪さをすれば、噂が本当になる。

 さらったり、盗んだり、血を流したり……そういうことをすれば、“危険な人種”って言葉は真実になる」


隙間から漏れた光に照らされ、赤銅色の髪がちらりと光った。その色こそがチェスタ人の証であり、彼らを常に浮かび上がらせ、隠れることを許さず、差別と排斥の理由にされてきた――彼自身を、最も苦しめる烙印だった。


握られた拳が小さく震え、骨ばった指先が白くなっていた。


「だから、止める。同胞が間違ったことをしようとすれば」


ルミナは言葉を失った。その声に怒りも悲しみもなく、ただ冷え切った決意だけがあった。


「……それが、あなたの理由?」


問いかける声はかすかに震える。


少年は短くうなずいた。わずかな仕草の中に、揺るがぬ重さがあった。


ルミナは胸の奥に痛みを覚えた。リオが逃げた理由も、この少年が背負う重さも、どちらも痛いほど伝わってきた。


けれど――だからこそ。


「じゃあ……」


ルミナは一歩踏み出した。鼓動が強く胸を打つ。


「じゃあ、やっぱり私を助けてくれたんだね」


少年の瞳がかすかに揺れた。



路地の空気は冷たく張り詰めていた。リオの姿はもうどこにもなく、残されたのはルミナと少年だけ。ルミナは唇を噛みしめ、胸の奥にこみ上げてくる思いを抑えられなかった。少年の言葉には重さがあった。同胞を止める、そのためだけに立っているという冷たい決意。けれど、それでも――。


「……でも」


声が震えて、最初はかすれた。


「でも、私にとっては……助けてくれたのと同じなんだよ」


少年の瞳がわずかに動いた。光の届かない深い影の中で、ひとすじの波紋が走ったように見えた。


「どう思ってたかなんて関係ない。

 あの夜、あなたがいなければ、私は捕まってた。

 今ここにはいない。だから……ありがとう」


ルミナはまっすぐにそう告げた。声は震えていたが、胸の奥から湧き出す確信だけは揺らがなかった。


少年は黙ったまま視線を落とした。頬にかかる髪が影を作り、その表情は読み取れない。ただ、肩がほんのわずかに上下した。吐息か、ため息か、あるいは別の何かか。


ルミナは一歩踏み出し、井戸から漏れる光を背にして彼を見つめる。心臓が痛いほどに打ち、胸の奥が熱くなる。


「ねえ……」


言葉が喉に絡まりそうになる。それでも押し出すように続けた。


「ねえ、名前を……教えてくれない?」


少年は動かなかった。風に揺れる髪の隙間から覗く瞳が、一瞬だけルミナをとらえ、それからすぐに逸らされた。


「……ない」


短く落とされた言葉は、石畳に落ちた水滴のように冷たく響いた。


「ないの……?」


「名前なんて、必要ない」


少年はわずかに肩をすくめ、目を伏せた。それ以上は語らず、石畳を踏む爪先だけが小さく動いていた。


ルミナは胸の奥がちくりと痛むのを感じながらも、もう一歩踏み出す。


「じゃあ……なんて呼べばいい?」


問いかけに、少年はしばらく黙った。長い間。視線を落としたまま、爪先で石畳の欠けた部分を無意味に押し潰すように踏む。その仕草は言葉の代わりの抵抗だった。答えを探しているというより、答えを拒むために時間をかけているように見えた。呼ばれたことのない人生。名を与えられることのなかった過去。いまさらその欠落を突きつけられる痛みを、彼はただ沈黙で隠していた。


肩が小さく上下し、抑え込んだ吐息が闇に溶ける。石畳に響いたのは、乾いた声。


「……なんでもいい」


感情をそぎ落とした石のかけらのように、短く地に落ちた。


ルミナはその声をまっすぐに受け止め、じっくり考えた末、口元にかすかな笑みを浮かべる。


「……じゃあ、“デモイ”。」


少年の瞳がわずかに揺れた。戸惑いと、理解しがたい響きに触れたような震え。


「“なんでもいい”から、“デモイ”。」


ルミナは少し照れながら言い添えた。その声は闇の中に小さな灯をともすようだった。


少年は視線を落とし、髪の影に顔を隠す。沈黙ののち、掠れるような声が返った。


「……好きにしろ」


冷たさを装った声。だが、そこには拒絶の鋭さはなかった。


ルミナは確かめるように、その名を呼んだ。


「デモイ」


その響きが路地に落ちた瞬間、張りつめていた空気がかすかに和らいだ。けれど――その先に広がるものは、まだ誰にも見えていなかった。


「デモイ」


ルミナがもう一度呼ぶと、路地の空気がかすかに揺れた。少年は何も答えず、ただ影のように佇んでいた。


そのときだった。


「ルミナ――!」


遠くから子どもたちの声が響いてきた。孤児院の仲間たちの、必死な呼びかけ。


ルミナが振り返るより先に、脇の陰から小さな気配が動いた。――リオだった。彼女は息を殺し、壁の影に身を潜めていた。二人の姿をじっと見つめてはいたが、距離があるせいで言葉までは届かない。


「……」


リオの目が大きく見開かれる。胸に抱えた恐怖と戸惑いがそのまま宿っていた。けれど彼女は逃げ出さず、その場に踏みとどまっていた。


再び子どもたちの声が響く。


「ルミナどこ!」

「こっちにいるかもしれない!」


その瞬間、影がふっと揺れた。気づけば、デモイの姿は闇の中に消えていた。


「……デモイ」


ルミナの呟きは虚空に吸い込まれ、返事はない。


近づく足音を聞きながら、リオは目を凝らした。声は聞こえなくとも、今の一瞬で何か大事なことが交わされたのだと直感する。そして、デモイが消えたのを見届けた途端、抑えていた感情が爆発した。


「ルミナ!」


リオは壁の影から飛び出し、駆け寄った。震える手で友の腕をつかみ、その存在を確かめるように強く握りしめる。


「大丈夫?」


ルミナは静かにうなずいた。そして両手を胸の前で握りしめ、小さく呟くように心で誓う。


(行かなきゃ……)


子どもたちの声に応えるように、光の方へと歩み出す。リオもまた強くルミナの手を握り、その後を並んで追った。


――背後の闇には、もう何も残っていなかった。


そのとき、前方から小さな足音が駆け寄ってきた。


「ルミナ!」


「こっちにいた!」


子どもたちが目を輝かせて走り寄り、二人を迎え入れる。光の中へ戻る道が、確かにそこにあった。

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