表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/340

サッサと試練を始めろ!!!



◆◆◆



「──如月きさらぎさんは全裸ぜんら!!!」



 ケルベロスのいきおがり、あやちゃんはいきなりトンデモことさけぶ。


「うん……えず、めたみたいでかったよ綾ちゃん──でもね、如月さんはちゃんとパラサイトてるから。全裸ではいからね?」


 だからいきなりそういう事を叫ばないでくれるかな? 露出狂ろしゅつきょうだと勘違かんちがいされるかもしれないからね??




「…………はれ? あの、えっと……此処ここは? 私はどうして??」




「此処はさる鳥居とりい手前てまえだ。佐藤さとう、おまえ先生せんせい全裸ぜんらばなしいてうしなってたんだよ」


 全裸話て……まぁ、間違まちがってはないけどもっとほかいようはかったのか?




「そ、そうだったんですか……? えと、ご迷惑めいわくけちゃったみたいですみません」




 混乱こんらんしつつも謝罪しゃざいするなんて、出来できやでホンマ。


「気にしなくてもいいわよ綾ちゃん。貴女あなたのおかげでホラ!」


 ──そうはなしつつ、千尋ちひろさんは『ひつじ』と文字もじきざまれた勾玉まがたませる。




「クソみてぇな茶番ちゃばんにはまれたけど、ちゃんと目当めあてのしなはいったからね!! ねぇ、贔屓目ひいきめゴリゴリの如月くぅ〜〜〜ん!」




「う〜〜〜ん?? ちょっとなにってんのか理解わかんぬぇ〜ッスけどかったですね社長しゃちょう☆」


 ホント今日きょうあたつよいなこのひと? なに、カルシウム不足ぶそく??




「「「──よくぞまいったな!!!」」」




◆◆◆お、おもい!!!!!◆◆◆




「ま〜たテンションたかいのた」




「アンタこえてるわよ」


してんスよ、もうホントにウダウダ前置まえおながいんですよ聖域サソクチュアリやつら! もう夕暮ゆうぐれッスよ?? オレかえってもいいですか?」




 時間じかんかんがえろよ! 何でこんなに長くしたの?? ほうもキツくない!??




「あ〜まぁ、それは私もおもってたけど……綾ちゃんと、たつくんだったわよね? 門限もんげんとか大丈夫だいじょうぶ??」


 そうそれ! 綾ちゃんも久遠くおんもまだ中学生ちゅうがくせいだからね!? あそびなんておやなんうか! とくに綾ちゃん!!!




「……私は一応いちおうかえりがおそくなるかもってははにはってたんで大丈夫だいじょうぶだと思います」


「あ〜、ウチは両親りょうしんともともばたらきで滅多めったいえにはかえってないんで……!」




 oh……綾ちゃんのほう心配しんぱいだけど、久遠くおん──ッ!!


「──久遠くおん今日きょうウチにまりにるか?」


「え? いや、いいっすよわるいんで!!」


全然ぜんぜんわるくないからまりにい! 部屋へやいてるし、ウチの家族かぞく全員ぜんいんちょっとけてるから一人ひとりえたくらいじゃ気付きづかないし!! な!??」


「──いや! 流石さすがにそれは気付きづく──」




『──いやあの方達かたたちなら気付きづかない可能性かのうせいほうたかい……わたしときも「あら? きょう双子ふたごだったのね〜」っとしょぱなわれたからな!』




 あ〜、あのときか……アレには流石のオレもおどろいたよ。


「そういうワケだからな? 何日なんにちでもまって大丈夫だ!!」


「いやでも……明日あした平日へいじつですし」


「──学校がっこうへはモンスターにってけばいし、着替きがえやかばん教材きょうざいかえりにってればいい! はい、決定けってい!! 反論はんろんゆるさん!」


「えぇ……ま、まぁそこまで先生がうなら……その、お邪魔じゃまします」


 ぃよし! 安心あんしんしろ、おまえはオレが立派りっぱ人間にんげんそだててやるからな!!!




「──いただろ! コッチはかえりに用事ようじ出来できた!! サッサと試練しれんはじめて、ちゃっちゃとわらせろ!」




「え? 挨拶あいさつ無視むしされたとおもったらいきなり怒鳴どなられたのですが??」


あきらめなさい、ソイツ、へんところに変なスイッチるタイプの人間にんげんだから一度いちどったらかないわよ。あとマジでいままでがながかったから切実せつじつはやはじめて、早くわらせてしい」




「「「…………えぇ………………???」」」

 見てくれてありがとうございます! 宜しければ是非ともブクマなどをお願いしますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ