表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
354/355

なんで理解るの…?




■■■──でんさん──■■■




「──らぎ! 如月きさらぎってば!!! アンタいいげんきなさいよ、如月しゅせんどッッッ!!!!!」


 …………ぅ、ん………………?


 かたすり、ごういんあんみんさまたげんとするものはいったいだれぞ???




 おもまぶたけ、おぼろげながらあいかいうつす。




「──ぴゃぁアアあアあッ鬼婆オニばばッッッ!?!!?」


「アンタもう一回いっかいねむりにつきたいの? こんえいきゅうてきねむらせてあげましょうか???」




 おっと、なんだ社長しゃちょうか。おどろかせないでよね!!!




可愛かわい冗談じょうだんですやぁ〜ん☆ ただめてそう々にまえオニばばおどろいただけですやぁ〜〜〜ん!」


「よし! いしばんなさいきさらぎッ!!!」


 え、こわッ。ボクまたなにっちゃいました?




「──はいはい、じゃれいはそのくらいにしなよ。それでせんぱい、さっそくだけどコレめる???」




 と、こうはいみ……かみしてる。


 なんだね? 自慢じまんではいが、われめぬモノなどそうそうろうはずもな──ッ???




「………………………………」




 あの……久保くぼ、さん?


 その、大変たいへんいづらいのだが──コレはそもそもめるようなしろものでは、いのでは???


 だってコレは…………えぇ?




「──動物どうぶつ足跡あしあとですよね、コレ???」




 それも、かなりおおきな動物どうぶつの。


 もっとうなら──ワンちゃんあしあとをメッチャおおきくしたかんじかな? うん……。


 ──いや、そもそもコレむモンじゃなくね?




「やっぱそうえるよね?」


「なんでコレ解読かいどく出来できるのかしら、あの……」




 と、やや哀愁あいしゅうただよ二人ふたりせんさきには──




「──いや普通ふつうめるじゃないですか! んなしてひどいですよ、ウチのがみからって!!!」


 と、プリプリとご立腹りっぷくあやちゃん。え???




「あの、めるの……コレ?」




 え? うそよね???


 いやだってコレ、足跡あしあと…………。




めますよ!!! もうッ!」




 と、あやちゃんは手紙てがみ?をうばい──


「──拝啓はいけい佐藤さとう あや さま──」


 うそでしょ!??!? はじめたッ!!?





はだざむくなってきましたきょこのごろたい調ちょうへんなどにはどうかおください。


 さむければいつでもおっしゃってください。


 わたし毛皮けがわあたためますので。まんではありませんが、ぬくぬくですよ。




 さて、はなしわりますが、


 じつわれらモンスターいちどう……ひそかにサプライズパーティーなるモノをかくしておりました。




 とも──ごろになっているなたさまにもおしになっていただきたく、まことかっながら、


 この招待しょうたいじょうおくらせていただきましただいです。


 ──パーティーのかいさいにちは12がつ24 19からとなります。




 ご迷惑めいわくであれば、もうわけありません。


 ですが何卒なにとぞ、ご参加さんかほうちしております。




                ケルベロスより」






「「「…………………………」」」


「──ほらぁッ! ちゃんとめますよ!!!」




 ぇ、あのいや…………うん?




「この足跡あしあとに、そんな長文ちょうぶんが?」


「でも、あたしたちとどいたしょうたいじょうおなじモノだし……パーティーのにちだってってる、わよね?」


 えぇ……マジで、解読かいどくしたって──コト?




「──社長しゃちょうたちさきおしえたり、してない?」


「してないわよ!!! そんなつまらないドッキリをわざわざアンタにけるワケないでしょ!」




 ………………えぇぇッ?????




「それなら佐藤さとうちゃんが、此処ここ理由ワケって……」


「──それは勿論もちろん、ウチのたちさつえいするためのカメラをいにたんですよ!」




 と、はにかむあやちゃん。




 おッぅうん…………でも、アレは足跡あしあとで……あやちゃんかわい──いや、なんでめるの???


 ──(°_°`)──


如月きさらぎ、アンタいますごいかおしてるわよ?」




めてあげてよ、先輩せんぱいいま──こんらんとうちゃんのかわさとさらなるこんらんでサンドされてるんだから」


 うん。おまえもな、わざわざ解説かいせつするんじゃないよ。




「あ、如月きさらぎさんたちもカメラをたのならいっしょさがしませんか!? いのがあればおしえてほしいです!」




 ………………………………Σ(°Д°`)


 ………………………………(°_°`)


 ………………………………(°ω°`)





「──うんッッッ!!!!! ( ^ω^ )」


「よかった! じつはどれがいかとかあまり調しらべずにいにちゃってこまってたんです!!!」




 おっとそいつぁ大変たいへんだぁッッッ!!!!!


「さっきはへん難癖なんくせつけてごめんね! おびにメッチャいカメラつけるからまかせといて☆」


 不肖ふしょうこの如月きさらぎせいいっぱいつとめさせていただきます!!!




 ──じゃ、こっか♡






























「──アイツ、欲望よくぼう正直すなおぎない?」


「それが先輩せんぱいというものだよ、社長しゃちょう




 じゃあ──僕達ボクたちこうか。

 ここまでお読み下さり、ありがとうございます! 宜しければ是非ともブクマなどをお願いします(゜∀゜)ノシ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ