・・・その後(前編)
読者(神)よ、罪を告白します。
実は前回、誤字がありました!
コッソリと編集し、『これでバレへんやろ(笑)』と思ってしまった事を──告白します!!!
おらよ、受け取れ!!!!!( °∀°)ノシ=====●
では、引き続き……ごゆっくりお楽しみ下さい!
「──う"ぅ〜〜〜……ぁうぅ〜〜〜〜〜…………」
「──足がぁ……ワシの足がぁぁ…………」
「よぉーし! ちゃんと反省したわね、アホ共?」
なぜ、爺は兎も角──どうして、オレがこんな目に遭わなくてはならないんだ……ッ!?
ふざけるな、ふざけるなッ……馬鹿野郎!!!
やるならあの大罪人だけにしろや、足の、足の感覚がねぇよもう!
「はい、マジで反省しました。もう(なるべく)悪い事はしません!」
「二度とこの様な事はせん。約束する!」
「………………」
え、何その顔? ほら見て、この綺麗な目を!!!
キリッ(`・ω・´)──────Σ(-᷅_-᷄ )
な、なっ!? ほら、怪しくないぞー?
「………………綾ちゃん、氷板……追加で」
「そうですね。あの綺麗すぎる目は、ダメです」
──ズシッッッ!!!!!!!!
「ぐッ!? な、なんでッ!?!!?」
「どうしてワシまで!?」
くッ──おのれおのれおのれおのれおのれぇえええええええええええええええええええッッッ!!!!!
何故だ──なぜバレた!? 激化薬が切れた副作用がこんなトコにまで出たと言うのか!!?
「良い事、お嬢様……アレが反面教師と言うの、ああはならないように!!! 理解った?」
「は、はい! 理解りましたわ!!!」
え…………あのぉ〜、お嬢様???
「宜しい! じゃ、今から病院に行くけど……覚悟は良いのね? 許されるとは、限らないわよ???」
「はい! 覚悟の上ですわ、お姉様!!!」
そう、ハッキリとお嬢様は…………ん?
「良い返事ね、その覚悟だけは認めて──ん? ごめんなさい、今、なんて???」
そう千尋さんは、訊き返す。
──あ、良かった。オレの耳がイカれた訳じゃ無かったか! え、でもじゃあ……ぇ???
「へ? 覚悟の上だと申しましたわ、お姉様!!!」
・・・・・・。
「いやあの──お姉様って???」
どういうこと……? と、でもお嬢様に訊こうとしたのだろうが──
「プッ──いや、あの歳差でお姉様は無理があるでしょ。良くて、おバa──」
「おまッ、黙っておれこのバカモノg──」
「──綾ちゃ〜ん? あのアホに氷板を追加で♡」
「如月さん……今のは、流石にダメですよ」
ズシ、ズシッッッ──!!!!!!!!
「じゃから! どうしてワシまでッ!!?!?」
す、すまねぇ……我慢が、出来なかったんだ。
「そうですわよ如月! お姉様に失礼ですわ!!!」
と、プリプリしていらっしゃるお嬢様。いや、せやかてお嬢様……お姉様はいかんせん──
「──無理が……ブフォッッッ!!!!!」
「綾ちゃ〜〜〜ん!!!」
「如月さん……」
「──あー、先輩……社長を貶すの、好きだもんね?」
いや、好きだけども違うじゃん! だってお前、相手の年齢をだね!? それがお前ッ──!
「お嬢様、気は確かですか? それとも、道端に落ちてたモノでも食べました???」
「アンタ、ホンッッットに失礼ね!?」
いやだって! 散々ミジンコ呼びしておいて、いきなりお姉様とか言い出したら心配にもなるだろ!?
主に、お嬢様の頭がッッッ!!!!!
「私の気は確かですわよ!」
キッパリ、ハッキリとお嬢様は断言する!
──えぇ? じゃあ何で、そんな気が狂ったような発言をするんスかぁ???
「えっと……金ちゃん? それなら、どうして百鬼のお嬢さんを『お姉様』と呼ぶのか教えてくれんかのぉ?」
穏やかを装いつつ、けれど矢張り動揺しているのだろう爺様が──声を震わせながら、問う。
「そーだそーだ! どうしてそんな気が狂っ──」
「──お主は黙っておれ、バカモン!!!」
へ ぶ ぅ ッ ! ! ! ? ? ! ?
そしてこれ以上、氷板を増やされたく無いのか──フッ、良いのを貰っちまったぜ……グフッ!
まぁ……これ以上、痛い思いをするのは嫌だし。
お口はチャック、チャックと。(°人° )
「──だってお爺様! 素晴らしいとは思いませんか、お姉様のあの社員を想うお心!!!」
「ha──? (°д° )」
何言ッテンノ、オ嬢様???
「お爺様や如月に対しても、これほど強くモノを言える方はそうそう居ませんでしょう!?」
「それはまぁ……そうじゃな?」
「それに私──実はずっと、『お姉様』と呼びお慕い出来るような方が欲しかったんですの!!!」
──きゃーーーーーッッッ! と、一人奇声を上げて……盛り上がるお嬢様。
に、対し……(¬_¬)
「え、え〜? そんなの、いきなり言われても困るって言うかぁ……ま、先ずはホラ、ちゃんと皆んなに謝らないと──ね? 話はそれからってコトで!!!」
どうして、お前は、乗り気なんだよッ!!?
「はぁ、アホらし( アдホ)……何を嬉しそうにしてるんだか──このおバa──ッ(らдし )」
・ ・ ・ 。 ( ^ ω ^ )
■■■──暫く、お待ち下さいm(_ _)m──■■■
「──さッ! じゃあ、病院に行きましょうか!」
「はい! お姉様!!!」
・
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・
「何が、いったい何がお主をそこまで駆り立てるんじゃ境ちゃんッッッ!!!?!???」
『主、目を開けて下さいあるじぃーーーッ!?』
『──おいクソ虫、回復薬だ! 回復薬をありったけ出せ早くッッッ!!!!!』
「先生……今のは、流石に先生のが悪いと思うぜ?」
「私も、そう思います──如月さん」
「まぁ……気持ちは理解らなくも無いよ、先輩?」
「──(気に、食わないんですよ……)_:(´ཀ`」 ∠):」
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「ふぁッッッ!? あ、あれ? 推しは、オレの推し達は何処っすか!!?」
「そういや、大平は『ごめんなさい』されなくて良かったのか?」
「だから『さん』を……いや、あのタイミングじゃ言えないだろ普通。それに、反省もしている様だしね」
混沌とする現場を尻目に、告げる。
「──取り敢えず、僕はもう帰るよ。田中くんはどうする? 上着の礼に、晩御飯くらいならご馳走するよ」
「お、マジで!? 行く行く〜〜〜!!!」
「──え? やだこれってもしや、オレ放置パターンっすか!? そんなのって無いっすよぉーーーッ!!!」
ここまでお読み下さり、ありがとうございます! 宜しければ是非ともブクマなどをお願いします(゜∀゜)ノシ