表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
280/340

時間稼ぎ 2/3




◆◆◆




「──ゴーレム、いわげてげてげまくれ!」


『Gaaaaa──!!!!!』




 おん? つぎのお相手あいてはおまえか、田中たなかぁ???




 ゴーレムはスキルで大岩おおいわ出現しゅつげんさせ、それをつぎ々とブンげてる……が、


「あらあら田中たなかちゃん、何処どこねらってるの?」


 貴方あなたもおクソエイムですの? おほほほほ。




おにさん此方こちら、ガバエイムでもくな♪」


「ぬぉおおおおおッッッ!? めっちゃはらつ!」




 ほらほら〜、もっとちゃんとねらって〜?




「はい、またハズレ〜〜〜!」


 ブーンブン、そんなんじゃいくらやってもたらないでござるよぉ〜〜〜デュフフ!




「──の、ゴキ●リ野郎やろうめぇブンブンブンブンけてんじゃねぇ!!!」




 え? じゃあ攻撃こうげきしても、いんスか???


 妨害ぼうがいりじゃなくて……して、ガチのこうげきをしてもいの? マジで???


 …………後悔こうかいしない?????




 まぁでも、お相手あいてさんがうのならね? ちゃんとこたえないとさ──ね???




「ふッ、ならば……おまえ本当ほんとう攻撃こうげきうのをせてやろう! パラサイトくん、投槍スピア!!!」


 パラサイトくんを、投槍スピア変形へんけいさせて──




 よ〜くねらってぇえええッ──いまdeathデス




 ズ ド ォ ォ ォ ン ! ! ! ! ! !


 派手はでさいおんともに、ゴーレムくんのみぎかたいわ?がぶ。




 ふ、Beautyfourビューティフォー……。




「な!? ゴーレム、大丈夫だいじょうぶかッ!??」


『G、Guuuuu……』




「ふぁーーーはははッ、ゴーレムもそのきずでは最早もはやなに出来できまい! かえってかあちゃんのππでもすすってな!」




◆◆◆




「うわ──先輩せんぱいマジでひらなおってんじゃん」




もとあるじらしいとえば、らしいがな……』


『………………(カメラの容量ようりょうりるか?)』




龍鬽たつみくん……どうします?」


「いやだから、オレにくなよ佐藤さとう……」


「あのぉ、ボクはかえってもいのだろうか? さすがにはんほうひどくないかい???」




◆◆◆




 ──ほぅ? まだつか。


 ふ、その心意気こころいききらいじゃないぜ?


 で、あるならば……上空そらからの一方的いっぽうてきこうげきらうがいいッ!




「ッ──このゲスらぎがぁ! 田中たなか、もういちいわをあのカスらぎけてブンげて!!!」


「え……でもよ、どうせまたけられるとおもうぜ?」




 おう! この機動きどう性能せいのうでバンバンけるぜ!!! あと社長しゃちょういま、オレのことディスらなかった?




 それに、おわすれかな?


 ティアマトちゃんは現在いま……麻痺スタンとスキルふうじをらっている。つまり──




 ──社長しゃちょうには、もはやロクなモンスターがのこっていないとことだ。




 それでどうするつもりかな? ん???


 ……悪魔タマ使つかおうにも、アイツはあの……アレだ、常人じょうじんにはとてもじゃないがあつかえまい!




いからやりなさい、わたしかんがえがあるの!!!」


「──え? 社長しゃちょう無理むりにインテリぶらなくてもいんですよ??? 人間にんげんにはきが──」


 脳筋のうきんが、いったいなにをするとうのか……?




「アンタはだまってなさいよ、この如月ゲスらぎがぁ!!!」




「──ッ、かった! しんじるぜしゃちょう!!! ゴーレム、キツイだろうが如月カスらぎけていわをブンげろ!」


『Gaaaaaaaaaa──!!!』




 はッ、その程度ていど攻撃こうげき……つむっていてもわせるわ! あと、なか──おまえいま、ナチュラルにオレのことディスらなかった? ディスったよな???




「──いまよ、ティアマトちゃん!」


『ε=ε=ε=ε=ε=ε=(ノ`Д´)ノ』




 ッなに!?!!?




 田中たなかのゴーレムがげた大岩おおいわかげから、まさかのティアマトちゃんがコンニチワだと!?


「パラサイト──シールドッ!」


 ティアマトちゃんからされる、ちょう威力いりょくりをパラサイトをたてへんけいさせることふせぐ!




 くッ!? 社長しゃちょうめ、ティアマトちゃんの状態じょうたいじょうかいふくやくなおしてやがったな!? ならば──!




「ッ"〜〜〜ったぁ!!? パラサイト! ティアマトちゃんをとらえろ!!!」


『Σ( ゜д゜)!?』




 瞬間しゅんかん──シールドほどけるようにかたちえ、おりけいせいするとそのままティアマトちゃんをめる!




「ふははは! コレでもう、ティアマトちゃんはうごけまい!!! よしよし、可愛かわいいね」


『ガチャガチャ((((##°д°)))))))ガチャガチャ!』




 あばれてもだぞティアマトちゃ〜ん? キミはもうそのおりなかでられることしか出来できない!!!




『…………おり監禁かんきんプレイ──じゅるり』


「──Σ(-᷅_-᷄ )」


「うっっっわ、おり監禁かんきんておまえ……ないわ〜!」




 やかましい! てばかろう、なのだ!!!


 ──脳筋しゃちょうさくとしてはなか々にかったが、だがしょせんはこの程度ていど




「ついでに……ぬぅん!」


 再度さいど投槍スピアをゴーレムけてとうてきする!


『Guuuuu!?……uu…………u』




 もはや体力たいりょくなどのこっていなかったのだろう。投槍スピア一直線いっちょくせんにゴーレムをつらぬいた。


「ゴーレムッッッ!!!?!??」




 そして、そのままゴーレムは粒子りゅうしとなって消滅しょうめつする。




 すまんな、田中たなか。だがこれで──ゴーレムは戦闘せんとう不能ふのう。ティアマトちゃんはおりなか


手駒てごまなくなっちゃいましたね、社長しゃちょう?」


 隠密おんみつ全員ぜんいんせんとうのう




 久遠くおんあやちゃんがまだのこっているが……二人ふたりともまよっている様子ようすしてない。




 ──コレはもう、オレのちだろ?


 リベンジ成功せいこうで、エエやろ?


 あとは、爺様じいたまとおじょうさまたらさんにんなか社長しゃちょう陳謝ごめんなさいしようぜ。




 多分たぶん、それでもブチれてるとおもうけど。




 オレも秘伝ひでんのジャンピング土下座どげざ披露ひろうしよう。


 いやぁ、カスい発想はっそうなのは理解りかいしてんだけど……いかりの矢印ベクトル三方向さんほうこうあるってだけでめっちゃ安心あんしんできるわ。


 まぁ、けばぶような安心あんしんだけど。




「ごにょごにょごにょ、ごにょごにょ……」


『なッ!? はぇ、そ、そんなの──えぇ!??』




 流石さすがに、分散ぶんさんされるだろ? 阿修羅しゃちょういかり、さんにんそろえばこわい!!! の、せいしんだ。


 数発すうはつ覚悟かくごしておくか。


 オレのなかのヤンチャくんさわいだとはえ……すこしばかりやりぎたというか、あばれたし──ん?




「? あの、社長しゃちょう??? いてます?」




 え? その悪魔へんたいなにはなしてんの、社長しゃちょう???


「ごにょ、ごにょごにょ…………フッ!」


 ニチャリ、社長しゃちょうわらう。それも、かなりのゲスがおだ。なにたくらんで──ッ!?




『──もうわけありませんご主人しゅじんさまッッッ!!!!!』




「ゑ?」


『ッ──!!?』




 途端とたん、パラサイトがたて勝手かっててんk──ッ!?

 ここまでお読み下さり、ありがとうございます! 宜しければ是非ともブクマなどをお願いします(゜∀゜)ノシ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ