修正中 〜前〜
──うザイ! ウザいうざイウざいッッッ!!!
どウしテ……ドうシテ、邪魔をスルの!?
僕ハたダ、先輩ヲ、壊タいダケ……ナノに……!
■■■
「んもう! どうなってるのよ、コレ!?!!?」
『──( #ノ`д´)ノ シャーーーーーッ!!!』
──さっきから透明な障壁みたいなのに攻撃を弾かれて、攻撃が当たらないんだけどッ!?
「ちょっと運営! コレどうなってんのよ!!?」
「………………数字マジ滅べ…………」
『えっと──衝撃なら多少は効果がありますよ♪ 後は、綾ちゃんみたいに相手を凍らせるのも手ですね☆』
コッチに目もくれないまま、虫ちゃんを通して、如月は言う。よくアレで通訳できるわね、虫ちゃん?
衝撃、衝撃ねぇ……って──!
──アイツ……本当にあんな腕で作業をッ…………はぁ、何でこうもアイツは頑固なのかしら!?
今だって……腕から…………ッ。
それなのに、アイツは腕を止めない。
まるで痛みなんて感じていないかの様に、もの凄い速さでキーボードを叩いて作業を続けている。
──はぁぁああああああああッッッ!!!!!
溜息を吐く度に幸せが逃げるって言うけど、だとすれば私、アイツの所為で幸せを逃しまくってるわね!
そう思うと、フツフツと怒りが沸いて来た。
──どうして無茶ばかりするの!
──心配ばかりさせて!!!
──今度は怪我まで……それなのに強がって、泣き言も言わなければ、病院に行こうともしない!
久保も久保よ──ッ!
自分の先輩があんだけ無茶な事してるって言うのに、止めもしないでアンタ何してんの!?
先輩なんでしょッッッ!?!!?
だったら、後輩たるアンタが……先輩たるあのアホの無茶を止めるべきなんじゃないの!?
──まったく、二人揃ってバッッッッッカじゃないの!? ガキみたいに喧嘩までして!
アイテム覧を漁る。
ティアマトちゃんで直接殴っても効果は無い。ワイバーンちゃんのブレスでは威力が弱い。
もっと有効打になるモノを……!
衝撃は有効、氷結も……衝撃なら爆弾があるけど、氷結、相手を凍らせる爆弾なんてモノは無いわね。
──いえ……待ちなさい!?
このアイテムなら──もしかするとッ!!!!!
確か、時間を稼げば良いのよね?
ふん、幾らでも稼いでやろうじゃないのよ……!
その後で、アンタ達二人纏めて──
病院にぶち込んで──私に幸せを逃させた罪で始末書を書かせてやるから、覚悟しなさい!!!
◆◆◆
「──ッ、ブレスが当たらない!」
「相手が速すぎるんだ! オレとバハムートが囮になるから、そこを狙え!!!」
うるサイ──ウルさイ、キエろ!!!
『──私ノ前かラ、キエて無クなレ!!!』
目ノ前へ、腕ヲ突き出ス!
僕ガ、先輩を壊わナイと……ッ!!! 邪魔ヲスルな、消えロ! ジャまダ、不要、イラなイ!!!!!
「──今だ、佐藤!!!!!」
「レヴィアタン、ブレス!!!!!」
蒼イ光……くル?
アれは、動ケなクなる……先輩ヲ、壊エ、ナクなルから──だメ。
避 ケ な イ ト ・ ・ ・ 。
「──なッ!?」
「躱された!? あの距離で──ッ!!?」
アの青い龍……邪魔。
女ガ、指示してル???
ナら──あの女ヲ、始末すレバ……邪魔、者、居なクなル? きえル???
キ え ロ ッ ! ! ! ! !
「──佐藤避けろッッッ!!!!!」
「ッ──!!?!?」
………………ア?
ナに、あノ玉???
手ガ──女ヨり先に、アれニ当タ──?
──冷、タい?????
ここまでお読み下さりありがとうございます! 宜しければ是非ともブクマなどをお願いします(゜∀゜)ノシ