表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
193/339

何やってんの…コイツら?




■■■side:ドッペルゲンガー■■■




『──キュゥ〜〜〜……』


「すまんなフェアリー。ていてくれ」




 モブ2ごうがフェアリーをたおし、モブ1ごう座敷ざしきろうかぎけてくれる。




たせたな。さぁ、くぞ」


周囲しゅうい敵影てきえいい。チャンスだ」


「だがこうがわさわがしいな。あのスライムのよう生物せいぶつあるじ学校がっこうから拝借はいしゃくしてやつらが仕事しごとをしたらしい」




 たん々とかいするモブ1ごうと、そとっていたモブ3、4ごう。……正直しょうじきこわいんだが?




 ──先程さきほどまでのわかムーブはどうした!?


 なぜオレをたすける!?? 目的もくてきは!?


 からひかりすのやめて! たん々とはなさないで!!! おんきそうなんだがッ!!!??




「………………:(;゛゜'ω゜'):」


「ん、どうした? そんな奇妙きみょうかおして……まさかトイレか、ドッペルゲンガー???」




 ──しかも正体しょうたいバレてる!?




「マズいな……ちかくにトイレあったっけ?」


「え、らん。オマルならものきでたが」


我慢がまん無理むりそうならっててやろうか? ただ……みずかみいんだが…………おおきいほうか???」


みずだけなら、フェアリーこせばくね?」




 ──いや、勝手かってめないでくれる!?


 あと、そんなことためたたこされるフェアリーのちもかんがえてやれよ!!? 可哀想かわいそうだろ!?




 この、ひとはなしをまったかない様子スタイル……たん々とした調ちょうしょううたがげんどう──まさか!?




「──おまえら、パラサイトか!!?」


「「「「──え、そうだが?」」」」




 あれ、ってなかったか? と、同時どうじくびかしげるパラサイトinモブども




 ……なにがとはわないが……うらむぞ、あるじ…………。




■■■〜〜〜久保くぼていきん じょうくう〜〜〜■■■




「──いやぁ、つまたのしみにしておっての! ワシきょうちゃんがあといでくれたらあんしんしていんきょできるわぃ!」


「いや、だからぎませんけど?!」




 豪快ごうかいわら久保くぼおやさんに、オレはあとなんかいこのことわなきゃいけないんだろうな?




「またまたぁ〜、れとるのか??? もう清香きよかとキスくらいしたんじゃろ? どうなんじゃ、んっ??」


「──してませんけどッ!!?!??」


 するワケいだろ!? アイツとキスなんて!




「え? きょうちゃん……意外いがいおくなのか???」




「──奥手おくてとかじゃなくて! そもそも、オレとアイツはそういう関係かんけいじゃありませんって!!!」


「ナチュラルにアイツび……ほほぅ!」


 もうヤダ……このひと──(/Д\ )




 なんでいつもオレとアイツをわせようとしてくるの!? なんかいていしてもしんじてくれないし!!!




『あの、あるじ……』


「──なに……?」


『パラサイトがドッペルゲンガーを無事ぶじ救出きゅうしゅつしたと、むしたちからほうこくが──』




 あ、そう。


 じゃあコレで【でんげきせん じょうきゅうこうきゅうしゅつへん〜】もしゅうりょうか。ごろうさまでした。




『──ただ、その……』


「どした? なんかあったか???」


『いや、あの──ドッペルゲンガーのやつがトイレをまんしてるらしくて……こまっていた。と』




 ………………………………は?




「──え? なに??? 下剤げざいでもられたの?」


『さ、さぁ? どうしましょう……???』


 どうしましょう……って、そんなのほう──




 ──いや、て。アイツいま、オレの姿すがたなんだっけ…………それはマズいな。




はなしわりますけど──親父おやじさん。親父おやじさんのいえ、トイレ何処どこでしたっけ???」


「へ? 玄関げんかんはいっておくみぎがわじゃが???」


 あー、あそこか。よし──!




「──一先ひとまず、地上したりてはなしませんか? あと、ちょっとトイレりますね。すみません」




 電撃戦でんげきせん成功せいこうした。そしてドッペルゲンガーもきゅうしゅつできた……。


 なら、もうこの姿すがたかくれているひつようい。


 そしてなにより──




 ──オレの、脳内のうないの、キャパが限界げんかいむかえそうなのである!!! いろ々あって! つかれちゃったの!!!




 何度なんど否定ひていしてもかねぇ、友人ゆうじんおや


 トイレ我慢がまんしてる自分じぶんわり!!!


 一向いっこう到着とうちゃくするきざしのこうぞくたい!!!!!




 ──もう一度いちどうな?


 つかれちゃったの!!! オレ!!!!!




 地上した地上したで──




「──4ねぇ! 金魚きんぎょのフンめ!!!」


だれ金魚きんぎょのフンよ!? だれが! アンタだって如月きさらぎこしぎんちゃくでしょうが!!? くらえ!」




 なんかマンドラゴラってるし。




 もうさ、なにやってんの……コイツら?




■■■一方いっぽう……■■■




「──あやおこらないからしょうじきに言ってほしい。まよッ」


まよいましたごめんなさいッ!!!!!」




「………………やっぱりか……」




「だ、だって! 前方ぜんぽうからひとんでくるから、たすけなきゃって!!! そしたら、うしなって……ぅう」

 ここまでお読み下さりありがとうございます! 宜しければ是非ともブクマなどをお願いします(゜∀゜)ノシ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ