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自分で降りるか、それともオレに背を押されるか…どっちがいい?




■■■〜〜〜side:●●●●●●●●〜〜〜■■■




「──ッ〜〜〜!!!!!」


「ほーら先輩せんぱいはやゲロったほうラクになれるよ?」


『そうだぞもとあるじよ。ちなみに、つぎはコチラだ!』




 そうって、しきろうそとにおしされるお寿たち。艶々とあぶらが! テカっていて!!! じゅるり……!




 ──うつくしいさくらいろをしたとくじょうマグロさまに、じゅんぱくのおこめ!!! タパァ〜〜〜Σ(´p` )おっとしつれい……。


 わなくてもる! アレぜったいいヤツ!!!


 一目ひとめただけで、くきゅ〜〜〜ッとはらる!




 ……だが! ッ、あるじうらるワケには!!! どんなほうふくがあるかったモノでは……くぅッッッ!




「ほら先輩せんぱい、あ〜ん」


「──ッ!? あ〜……」


「んむ! ウンウン、流石さすがたかいだけあるね。とてもあぶらがのっていて、したうえけちゃったよ!!!」




 最上さいじょうがおで、は、う……。




 :(;゛゜'ω゜'):……ナンデ、ソンナコトスルノ?


 ぅう、あ〜んってしたくせに! それを自分じぶんっただと??? サマ、ホントにひとか!??




『む! あるじよ、あまりもとあるじいじめないでくれ!!! ほら、もとあるじよ……わりにコチラをうとい』


「──ぅう…………ッ!?」




 あぁ──これまた、あぶらこう々とかがやいて……な、なんそうな──(´д`;)ハァハァ…




『ほら、あ〜ん』


「あ〜……」


『ん! ふむ、たしかに新鮮しんせんいな……ふふ、コレがえないもとあるじわいそうになぁ〜???』




 アァアアアァァアアアアアぁァァあああアアアアァァぁぁぁアアアアああァァぁ──ッッッ(/д\ )




 ──どうじで! ぞんなごと! ずるの!!?!?


「ぐすん……ぐすッ、えぐ…………ッ」


 おまえらのなにいろだ!??!?




「──(うそきかな?)」


『──(うそきだな)』




「……ひっく、ぅう〜〜〜ッ! (/ω\°)チラッ」




「──さて、じゃあ拷問じんもんメシめ)をつづけようか」


『そうだな。そうしよう!』


 ──。゜(゜´Д`゜)゜。


     ・

     ・

     ・


 拝啓はいけい…………あるじへ。




 はやたすけにください。もうボクげんかいです。


 寿めのつぎは、じんもん=カツどんだよね! と、いうことでカツどんめがはじまりました。




 ──フワフワでホカホカ白米はくまい


 そのうえに、まるで白米はくまいつつむようにかぶせられたおうごんかがやはんじゅくTAMAGO!!!


 そしてちょうてん……そのいただきちんせしはタレところもつつまれたむぎいろのロースカツ!!!!!




 断面だんめんが、ロースのにくじるによってテラテラとしたつやはなっていて………………クッ!




 ホントに、マジでもう限界げんかいちかいです。


 このままでは、いつくちすべるかりません。


 だから! はよ! たすけて!!!!!




 ──限界げんかいちかいドッペルゲンガーより……。


     ・

     ・

     ・


「ぅう…………あぁ……?」




「さすが先輩せんぱいくちかたいね……」


あるじよ、つぎはどれにする?』


「う〜ん……そうだな〜〜〜?」




「──わか! おたのしみのところしつれいします!!!」




 いきおしょうひらき……いかついかおおとこなかへとはいってくる。




「ん? どうした、なにかあった?」


「はい。此方こちらへと不審ふしん接近せっきんするこうぶったいはっけんしたとほうこくがあり……いちおう、おみみれておこうかと」


偶然ぐうぜんちかくをんでいたこうくうとかではいのか?』




「──それはいかと。航空こうくうがいしゃにもれんらくかくにんしましたが、このかん、このきんんでいるモノはいそうです……如何いかがいたしましょうか、わか?」




■■■〜〜〜久保くぼていきん じょうくう〜〜〜■■■




『ふぅ! ご主人しゅじんさまとうちゃくしました!!!』




 尻尾しっぽをブンブンって、報告ほうこくしてくるタマ。


 ふむ──あらためて、航空機タマ搭乗席うえると……だいぶ、にんずうったようにおもう。




 ……もう! だからちゃんとつかまっとけってったのに!!! なにいてたの!? ( `ω´)ぷんぷん




「──し、4ぬ……!」


拙者せっしゃ……きてる???」


「もう、うでかんかくいっす……」




 まぁ、後方部隊あやちゃんかいしゅうしてくれるだろう。


 ………………ワンチャン……な!




 此方こちらのこったやつらででんげきさくせんいくぞぉーーーッ!




「さて! じゃあ作戦さくせんはじめますよ、内容ないようはちゃんとおぼえてますね? はい、ってらっしゃい!」




「──は? アンタ、マジでってんの???」


「ちょ、ちょっと休憩きゅうけいを──!」


先生せんせい、マジ容赦ようしゃねぇ!!!!!」




 はぁ? 今更いまさらナニってんの???


 ……まったく、ちゃんと説明せつめいしたでしょ? きゅうけい? 電撃でんげきさくせんにあるとおもうのソレ???




「なるほど。つまり航空機タマからりたくないと? ふぅ、仕方しかたいですね……もう!」




 自分じぶんからりたくないとうのならば、仕方しかたない。


「──社長しゃちょう、ちょっとコッチください」


「………………なによ?」




 はいはい、いやそうなかおしないの。


 其処そこってね〜。だね〜。




「そうえばしゃちょうってます?」


「……なにをよ?」


「オレ、だれかにすがるのきらいなんですよね」




 だれかをたよりになんてしたくない。いや、したくなかった……かな。




「よくうわね? アンタ、にやられてわたしすがりついてたようなモンじゃない」


「ははッ! たしかにそうですね!!!」


「──まぁ、それがわるいとはわないけどね。でも、だれかをたよるのもそれほどわるいもんじゃないでしょ?」




 それはまぁ……そうだな。


 でも、オレは──どうせなら。




「そうですね。たしかにわるくありませんね、コレも」


「でしょ?」


「はい。でも、どうせなら……だれかにすがるだけでく、だれかのしてもやりたいです。オレは」




「──如月きさらぎ……」


「──境夜きょうやたん……」


「──先生せんせい……」




『………………(¬_¬)(らし)』




 それこそ……




「……こういうふうに♪」


「え°?」


 はいドーーーン! ってこい、社長しゃちょう!!!




「「「ぇえーーーーーーーーッッッ!?!!?」」」


「──如月きさらぎてめぇーーーーーーーーッッッ!!?」




「ほら、はやくモンスターさないとたいへんことになりますよしゃちょう! がんって!!! グッΣd( ^ω^ )」




 ふぅ……まったく、ヤレヤレだぜ!


 まぁ、もしものためにキメラくん(ぶんたい)にはスタンバッてもらってるから……安心あんしんしてちてくれ。


 …………おしえるいけど。




 そのまま、にっこり笑顔えがおでクルリとほかメンツのほうへとかえり……う。




「さぁ──自分じぶんからりるか……それとも、オレにされるか──どっちがいい?」

 ここまでお読み下さりありがとうございます! 宜しければ是非ともブクマなどをお願いします(゜∀゜)ノシ

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