VS 魔王軍2
皆様すみませんm(_ _)m!
次回1月7日の投稿はお休みさせていただきますので、次の投稿は1月10日となります!
本当に申し訳ございません!!!
■■■
──ッ!
「ぅ……」
「如月!? アンタ大丈夫なの!??」
Q:寝起き早々……社長に抱き起こされたオレの気持ちを答えよ。
A:↓↓↓
「チェンジで……!」
「シバかれたいのアンタ?」
──いやいや、冗談ですやん!
ちょっとした可愛いジョークですって!!! 本気にしないで下さいよ、やだなぁ!
「あ……オレ、どのくらい寝てました?」
「たったの数分よ。で? 身体に異常とかは? どこか痛い所とか無い??」
…………ふむ……異常と言えば──
「千尋さんが親切過ぎてキm──ッ」
◆◆◆
「とりま、異常は無いみたいね!」
「はい……大丈夫です…………_:(´ཀ`」 ∠):」
なぁ千尋さん、アンタ……その拳で世界狙ってみないか? きっと良い線いくぜ???
「はぁ、心配させんじゃ無いわよ。で? 私達は今からどうするの?? 迎撃戦にでも参加する?」
──心配なのに拳骨かまして来たの、社長?
そう喉元まで出かけるが、聡明なオレはその言葉を呑み込み、代わりに
「いえ……流石に疲れましたんで、暫くは結界内で休みます。フェアリーちゃん!」
『はいは〜〜〜い!!!』
スマホからフェアリーちゃんを召喚し、体力回復に専念する。
──今、敵を増やすのは得策じゃないし、争っても無意味だから仕方ないね!
あと純粋に拳骨を追加オーダーされるのは嫌なのでね……うん。
…………ぁ、それと!
「そう言えば、千尋さんに頼みがあるんでした! 千尋さん────して下さい!!!」
「──は?????」
■■■
「………………」
「──なぁ、佐藤……」
ふと、龍鬽くんが私に話し掛けてくる。
「先生はさ──結局、何を思って、オレ達に自分の後輩を倒して来いって言ったんだろうな?」
「……さぁ? 正直、如月さんが何を考えてそう言ったのか、私には全く理解りません」
如月さんは幾つか理由がある。と、言っていたけど、結局、その理由を教えてはくれなかった。
指揮官だから、最高の餌だからとは言っていたけど、
それが本当の理由だとは思えなかった──でも。
「……でも、頼られたのなら──任せても大丈夫だと思われたのなら、その期待には応えたい。違います?」
「ッ、はは! 違いねぇや!!!」
一瞬、あの夏の日の光景が頭を過ぎる。
辛そうなのに、無理やり笑っていたあの人に腹が立って……言ってしまった言葉。
その言葉を今日、改めて言われたら──断ろうなんて気は何処かに行ってしまったのだ。
どこまでも続く空を見上げ、
「はぁ。ホント、厄介な人を好きになっちゃったなぁ」
──呟く。
「ちな、好きになったキッカケは?」
キッカケ、キッカケか……それは、
「それはですね、父さんが家にお弁当を忘れちゃ……て…………ッ、なぁ!?」
「ほんほん! 忘れちゃって??」
「──佐藤! バハムート、ブレス!!!」
途端、私の真横を飛んでいたヒナちゃん? に、向けてバハムートのブレス攻撃が放たれる!
「およ?」
「スレイプニル、バリア!」
だが、バハムートのブレスがヒナちゃん……さん、に当たる事は無く、ヒナちゃんさんの前方に割り込んで来た白い馬? によって、止められた!!
でも、あれ???
あの馬? に、乗ってる人って……?
「大丈夫かい? えーと……??」
「ヒナちゃんで良いよ。ありがと、大平さん」
……だよね? 確か連合軍のリーダーだった人だよね?? え、何で魔王軍に居るの???
■■■〜〜〜一方その頃〜〜〜■■■
「──うぉおおおおおッ!!! 待ってろよ大平! あと魔王軍共め何処行ったぁあああッッッ!!?」
『………………おい、居たぞ! (`・ω・´)』
『では作戦通り連れて行くか』
見てくれてありがとうございます!! 宜しければ是非ともブクマなどをお願いしますヽ(;▽;)ノ