表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100/338

神々の(略)

 100話目突入ーーー!!!!!




■■■たいいくさい当日とうじつなぅ〜■■■




「我々、ゆうしゃぐんせんしゅ一同いちどうは正々堂々とたたかことちかいます! ゆうしゃぐんだいひょうしらがみ ゆう!」


「我々、おうぐん選手せんしゅ一同いちどうは(おもてきは)正々堂々と戦う事を誓います! 魔王軍代表、如月きさらぎ 境夜きょうや!」




 ──オレと白神は、そう校長こうちょうへと宣誓せんせいし、たがいにかた握手あくしゅわす。




「はい。ありがとね、じゃあもうもどってヨシ! え〜と、つぎなんだっけ教頭きょうとう?」


「──はぁ。つぎらんにゅうしゃ紹介しょうかいですよ校長こうちょう




「あーそうだったそうだった! じゃあ、お二人ふたりともねがいしますぞ」




 校長がそうった瞬間しゅんかんあわれな仔羊こひつじ──もとい二人ふたりらんにゅうしゃが堂々と校長のまえつ。


「あれ? 社長しゃちょうるの??」


「いやぁ、まさかホントにるとは……しかも、久遠くおんあやちゃんやモブまでまれてるわ」




「──アンタがろってったんでしょうが如月きさらぎぃ!」




 ありゃ? こえてたか、まぁまぁ、そうえなさんな。観客かんきゃくの方々がざわついておりますぞ?


たしかにいましたけど強制きょうせいはしてませんよ?」


「ぐッ! た、たしかにそうだけど!!?」




「それに、普通ふつうかんがえたら体育祭でつかったナルシスト相手あいてにしたほう確実かくじつですし?」


「Σ(°Д° )!?」




 オレは微笑ほほえみながら、言葉ことばつづける。




「いやぁ〜でも流石さすが千尋ちひろさんですよ! そんなだまちみたいなことはせずに正々堂々とおな土俵どひょうつ!」


かっこういなんてモノじゃないですよ、この益荒男ますらお! 素敵すてき! イケメンおんなりゃくしてイケじょ!」


「オレたちの体育祭をげるために態々ありがとうございます! 感謝かんしゃしてもしれねぇッすわ!」




 ──ふぅ。このくらいでいかな?




「……え、えぇ〜〜〜、そう? ホントにそうおもう?」


「もう! 理解わかってるじゃないのよ、如月☆」


今回こんかいだけなんだからね? この私がアンタ達の体育祭を全力ぜんりょくげてあげるわ!」




「──ちょっろ……(流石です千尋さん☆)」


「シッ! 先輩せんぱいぎゃくになってるよ!」




 おっと、失礼しつれい。おくちはチャックっと☆




「おー、元気げんき挨拶あいさつありがとうございます! では、つぎの──」


「──したまえ!」




 と、強引ごういん校長こうちょうからマイクをうばい……一人ひとり人物じんぶつが(勝手かってに)壇上だんじょうへとがった。




◆◆◆神々の革命〜ゴッド・リユニオン◆◆◆




みなさまはじめまして、我々は組織そしき『神々の革命〜ゴッド・リユニオン』! 以後いご、おりおきを」




 壇上におとこ──大平おおひら 吉光よしみつ(38)はキザッたらしい挨拶あいさつべる。


ひさしぶりね、ヨッシー」


「ヨッシーさん、おひさしぶりです」


ひさしぶり、ふっ、ヨッシー……(笑)」


「ヨッシー! おひさでござる!!!」




「ヨッシーってうな! ボクの大平おおひら 吉光よしみつだ!」




 と、怒鳴どなるヨッシー。


 …………に、しても……ヨッシーってなんかどっかのはいかんこうてにされるあわれなトカゲ? カエル? みたいなあだだなヨッシー。


 あぁ、他意たいいぞ。




「ふんッ! 君達きみたちがそうやっていられるのもいまだけさ! そうだろう、田中たなかくん!」




「──え? オレ??」


 キョトンとする田中たなか


 に、たいし自信満々な様子ようすのヨッシーははなしをつづける。




いておどろけ! ボクの組織そしき『神々の(略)』は、田中たなかくんの組織『脳筋のうきんカーニバル』とんだのさ! すべてはしゃちょう貴女あなたたおためにね!!!」




 おどろいただろう! と、たかわらいをするヨッシー。


 それにたいし──、




おどろくもなにってるわよ、ソレ」


「──はッ、ぇ?」




 千尋ちひろさんはつめたくはなつ。




「う、うそだ! この情報じょうほう組織そしきでもトップシークレットで事前じぜんっていたのはボクと田中くんだけのはず──」




「──うん、オレが言った!」


「田中に聞いた」


「田中くんに聞いた如月に聞いたわ!」




「( Д) == ° °」




 サプライズ失敗しっぱいドンマイ、ヨッシー。


 でも、田中のくちかるさをあなどったヨッシーがわるいよ。




「──えず、そろそろマイクをかえしてくれんかね? 開幕かいまく宣言せんげんをせんとな」




「あ、はい…………どうぞ……」


「はい、ありがとね──野郎やろうども! とっととせきにつきなぁ! 地獄じごく開幕かいまくだぜヒャッハァーーーッッッ!!!」




「「「ヒャッハァーーーーーッッッ!!!!!」」」




「──さて、おふたかた組織そしき? の、方々も用意よういしておいたせきにどうぞ」


「あ、はい」


失礼しつれいします……」




 こうして、地獄祭たいいくさい無事ぶじ開幕かいまくしたのである。

 見てくれてありがとうございます!! 宜しければ是非ともブクマなどをお願いします( ´∀`)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ