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ヴァンパイアロード THE・ロードナイト  作者: トムネコ
一幕  変わらない者が終りを迎え、   変わった者が君を裁く日まで
5/36

意識を失う中、聴こえた声は

「全員、銃は持ったか?」


「俺達は持ったけど、隊長は?」


「俺はコレだよ」


「ショットガン? 似合わないですね」


「いいだろ、別に・・・・」


「それより、銀の弾か?」


「皆、銀の銃弾を装填済みですよ」


「そうか、なら戦闘準備!!

目標はキャンプ付近に居るヴァンパイアだ

敵は化物だ! 残らず殺せ!! 」



「「「ウオオオオオォォォォ!!」」」




本当にそれでいいのかい?


「・・・・・っ・・・・」


君が間違ってるとは思わないの?


「・・・・誰だ・・・・?・・」


君は知ってるよ


「・・・・何処に居る」


君の後ろさ


「・・・・!・・・・」


「分かったでしょ・・・・ ユリウス

和月というものを知ってはいけないの」


「誰にも言わないと約束した!」


「それだけでは駄目なの・・・・

いいわ、貴方は直に死ぬ・・・・

だから教えてあげる。和月という存在を」


「それは有りがたいな」


「和月はヴァンパイアを守る為、創設を

許された、秘密組織・・・・ だから和月は

誰にも知られる事を許されない 」


「人にもヴァンパイアにも恨まれて

そこまでヴァンパイアを守りたいか!!」


「でも、それが私達の仕事なの」


「仕事で俺を殺すのか?」


「・・・・・・・」


「姫、もう良いですかな?」


「いいわよ、殺しなさい」


「・・・俺も、そして、君も変わったんだな」


「何を言っても、もう駄目よ・・・・」


「カイト・ユリウス総隊長でしたな」


「ああ、そっちは?」


「私は、宗獄 秀一 」


「俺は死ぬのか?」


「さて、どうでしょう」


「聞きたいんだが、アンタは最強か?」


「和月で、ですか?」


「そうだ、どうなんだ?」


「私は中の上という所です」


「アンタを殺しても、また誰かが来る」


「そうなりますね・・・・」



「・・・・・・・」


「・・・・・・・・・」



「・・・・・ハッ!・・・・」


「アンタ、強すぎるよ」


「二度と会うことはないでしょう」



「・・・・・・ム・・・・」


「何なんだ、あの光は!」


「姫、謀りましたな?」


「何の事かしら? それより・・・・

早く行かないとお父様に殺されるわよ」


「・・・・・・ 姫、忘れませんぞ」


「行ったわ、ユリウス・・・・

私に出来るのはここまで、後は貴方が

なんとかしないと死んでしまうわよ」


「・・・・・う・・・・っ・・・」


ダメだ・・・・ 意識が・・・・




「・・・・頼んだわ」


「分かっておるよ、傷ひとつ付けさせん」



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