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ヴァンパイアロード THE・ロードナイト  作者: トムネコ
三幕  夜明けにはまだ早い
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微笑んだ天使

「先行部隊、状況は?」


「こちら、玄武部隊のザガットです」


「何があった。ザガット」


「分かりません。隊長達が・・・

たった二人に負けそうです・・・!!」


「分かった、出来るだけ早く行く──」





「ザガット! アイツは!?」


「出来るだけと言っていましたっ!」


「来るのか来ないのか、どっちだ!?」


「来ません!」


「ランボルト! そっちは!」


「僕より、お嬢が・・・・」


「お嬢! ・・・・・・うっ・・・」


「宗獄さん!!」


「ランボルト君・・・ ここに居ます・・

見えないですが・・・ 斬りなさい!」


「アアアァァァァァ」


「なんなんだ・・・ コイツは・・・・」


「ダンピールです。王以外に居たとは・・」


「宗獄さん。大丈夫ですか?」


「私は大丈夫。それより次が来ます、

構えて、王の命令です。全て排除です」




「王、突入出来ません」


「なぜだ?」


「分かりません。何かが浮遊してます」


「見えるのか?」


「はい。そっちです もう少し右、」


「あぁ・・・・・ 何てことだ・・・ 」


「どうします? 総隊長、」


「突入してくれ、もう終わった・・・」


「何があったのですか?」


「天使が私に微笑んでくれたんだよ」




「待ったか? どうなった?」


「フロア、安全確保しました」


「負傷者は?」


「宗獄さんが怪我を・・・」


「・・・・死傷者は?」


「居ません。」


「ならいい。宗獄さんは?」


「あそこに居ます。」


「・・ありがとう」




「宗獄さん。大丈夫か?」


「ええ、私は・・・ それより・・・」


「どうした? 宗獄さん!」


「お嬢が・・・」


「しっかりしろ宗獄さん。大丈夫なのか?」


「気絶しただけです」


「そうだ、君はマリーが何処に行ったか

分からないか? 君も? 隣の子も?」


「総隊長、総隊長は居ませんか?」


「こっちだ、何があった?」


「お嬢様が上に行ってしまって・・・」


「上? ・・・!・・・・・すぐに行く」



「マリー・・・・ 無事で居てくれ」



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