選挙の欠陥
現在の選挙制度は、愚かな結果を招きかねません。
例えば、とある市長選挙で三人の候補者が争っているとします。
現職のA氏、新人B、C氏の三名です。
事前調査では、三氏の支持者の割合は、それぞれ40、30、30%で拮抗しております。
このまま選挙になれば、A氏の当選は確実です。
設定として投票率は100%、無効票は0とします。
現在の選挙制度では当たり前だと思いますが、本当にこれで良いのでしょうか?
この選挙方法は民意を正しく反映しているのでしょうか?
私はそうは思わないのです。
例えばB、C氏の支持者が、実は反A氏なだけであったらどうなるでしょう?
民意は、反A氏が60%なのに、実際に選挙を行えばA氏が勝ってしまう。
これは重大な矛盾ではないでしょうか。
民意が反映されていないのです!
現行ではそうなるのだから、選挙民が正しい行動をしないといけない、のでしょうか?
具体的には反A氏連合を作り、統一候補を立る。
反A氏というキャンペーンを行う。
それくらいはやらないと、民意を纏める事は出来ないのかもしれません。
けれども、反A氏というだけで市長を決めても良いのでしょうか?
B、C氏の政治家としての手腕はどうなのでしょう?
A氏は目立つ言動で反発されるだけで、B、C氏の人柄も、実は同じかもしれませんよね。
権力を持つと人が変わるとも言います。
選挙前だから反A氏の神輿に担がれても、当選後は同じ穴のムジナになるだけかもしれません。
難しい……
今の選挙制度では相応しい候補者を選ぶだけですが、同時に当選させたくない候補者を選ぶのも必要な気がするのです。
市長選の様なモノでは困難かもしれませんが、国会議員などでは大切な気がするのですね。
特に、比例代表制などで復活する政治家がいるのは最悪な気がします。
比例代表制を行うのなら、当選させたくない候補者への票も同時に集め、一定数が集まれば比例復活はない、とかしないといけない気がします。
民意を図るのは難しい。
民意にだけ留意していたら愚民政治に堕する危険性はありますが、民意を正確に反映出来ない方法もおかしいと思います。
あいつにだけは政治家をやらせてはいけない、というのも大事な民意だと思うのですね。
それをどう汲み上げるのかは、難しい方法でしょうが……




