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エッセイ  作者: ロロサエ
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日本はガラパゴスでこそ価値がある

社会の多様性が大事という考え方もありますが、私はそうは思いません。

日本は、閉鎖的でこそ価値があると思います。

イスラム教徒をことさらに受け入れる必要はないし、外国人が来なくても構わない。


自己を卑下する時に使われる「日本はガラパゴス」ですが、それでこそ日本だと思います。

寧ろ、日本がガラパゴスである事が、世界の為だと思うのです。

世界が必要としているのは、自分たちと違う価値観、思想だと思います。

というよりも、社会の多様性って、実は画一主義なのではないでしょうか。


種の多様性を守る為には、ガラパゴス諸島に外来種を入れてはいけないのはご存知だと思います。

日本でも、在来種固有種を守る為に、ブラックバスやブルーギルが駆除されております。

種の多様性の為には、外来種を安易に入れてはいけないのです。

独自に進化した種は、その環境あっての進化であるので、その環境を守らないといけないのです。


翻って、社会の多様性はどうでしょう?

独自に発展したその地域の文化、習俗を守る為には、やはり他の文化を安易に入れてはいけないのでは?

それでこそ、地球規模で見た文化の多様性が守られるのではないかと思います。


パプアでは、今でもカニバリズムがあるのでしょうか?

それを禁止するのは簡単です。

でも、それが本当に正しいのでしょうか?

社会の多様性の名の元に、中国人が大量に入植したら、パプアはパプアではなくなるのでは?


社会の多様性を訴える人は、目の前の事しか見ていない気がします。

様々な色の絵具を混ぜていけば全てが黒に近づく様に、違う文化、宗教を混ぜれば混ぜる程、遂には同じ様な文化に行きつくのではないでしょうか。

それはつまり、多様性の消失です。

多様性を求めていた筈が、結果は均一な社会しか待っていないと思うのです。


社会の多様性の確保というお題目の為に、日本に固有の文化、思想、宗教観が壊されては、それこそ世界にとっての損失だと思います。

日本は、日本のままであれば良いのです。


もちろん、日本が今のままで良いと無条件に言っているのではありません。

変わり続けねばならないのは当然です。

変わる事に反対はしませんよ。

けれども、それとこれとは違うと思います。

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