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伝わらない愛情

大晦日


私は前日仕事納めの後に飲みに行った居酒屋で

食べた牡蠣にあたり

体調万全ではなくやっと夕方

お蕎麦やお餅を買いに行くと

オードブルやお寿司が半額になっていて

買ったはいいが

食欲も無く全然食べ切れない


そんな時うちの先生がやってきた

何日滞在するかはわからないけど

今年はにぎやかなお正月になりそう


ある意味本当に賑やかなお正月になった

お正月でタガが外れたように

お酒を飲みまくるうちの先生


娘が寝るとすぐ酩酊


先生)自分は弱いやつで私ちゃんや娘ちゃんを

守りたいのに守れていない

側で支えてあげたいのに

仕事が忙しすぎる


私)大丈夫だよ私逞しいから物理的にあなたが必要な事はあんまりないけど

サプライズサンタは本当嬉しかったし

忙しい中でも時間を作って

いっつも私達親子を楽しませてくれている事に

感謝しているんだよ


先生)じゃあ俺の所に引っ越してきてくれないか?


私)それは無理

お客様も居るし

娘の環境とかさ色々私は柵があるんだよ


先生)いつもそれ

私ちゃんは結局は仕事と娘しか愛していない


私)転勤前に物理的距離は離れるけど

心の距離は離れないから

って言ったのはそっち

私は遠距離でも冷凍のストックご飯やおかず作って持たせたり

離れてても出来る限りの事はしている

私は経営者で母親だ

私には守る物が沢山ある

あなたは担任になっても1.2年で区切りがつくかもしれないが

私はもう10年近くの付き合いのお客様だっている

いくらあなたを愛していても

店閉めてそっちに行くとかは考えられない


先生)私ちゃんの中で俺の順位は低いんだよ


私)もういい

面倒くさいから寝る


年が明けていたから

新年一発目から面倒くさい酩酊

まぁどうせうちの先生は覚えていない


翌日は3人でひたすら桃鉄

私は朝方の言い合いでイライラしているから

昼からお酒を飲んだ


そしてその夜は

先生)娘ちゃんの成長をずっと見届けたい

そう思っている


私)昨日の事覚えてる?


先生)日本酒飲んだんだから覚えてる訳ない


私)ならいい

私寝るから

とうちの先生をリビングに残し寝室へ行った


トイレに起きるとうちの先生は

日本酒の瓶を空にして

お刺し身の皿に顔を突っ込んで気絶するように寝ていた


とりあえず起こした

トイレに行かせて千鳥足のうちの先生を

寝室へ連れて行き寝かせた

そして隣に寝た私を抱き寄せたうちの先生は


もっと愛して欲しい


とだけ言って寝た


また私はモヤモヤした


どうしたらうちの先生に私の愛情が伝わるのか

わからなくなった新年


まぁどうせ覚えてない

むなしすぎる


でも酩酊して発するうちの先生の言葉は本心なんだろう




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