【雑談】近況報告と今後のお知らせ【VeG】
[ひこうにん]tks捜索板#38
54:名無しの捜索隊
見つかったマ?
55:名無しの捜索隊
>>54 ああ、最悪の形でな……
56:名無しの捜索隊
お通夜かな?
57:名無しの捜索隊
まあお通夜
58:名無しの捜索隊
顔バレしてるVなんてたくさんいるだろ!
59:名無しの捜索隊
そりゃそうだが
60:名無しの捜索隊
VeGも別に顔バレ自体はあるしな
61:名無しの捜索隊
記事みてきた
めっちゃ美人やんけ
62:名無しの捜索隊
火種に事欠かないなぁ
63:名無しの捜索隊
まあ生きててよかったよ
正直ダメかと思ってた
64:名無しの捜索隊
それはそう
無事が何よりよ
65:名無しの捜索隊
突然連絡途絶えるのは怖過ぎるんよ
66:名無しの捜索隊
ララちゃんが触れちゃったのが騒ぎ大きくした原因ではあるけどね
67:名無しの捜索隊
つくララてぇてぇの供給があったからギリプラス収支か
68:名無しの捜索隊
てかあのサイト嫌いすぎて読めてないんだけど
経緯教えてくれへんか?
69:名無しの捜索隊
>>68
海外インフルエンサー、ビーチで美人に声かける系の配信をする
筑紫ちゃん、なぜかビーチにいて配信に映り込む
別のスレの連中が声を聞いて特定
アフェブロ、記事へ
70:名無しの捜索隊
俺も読みいけてなかったから助かる
71:名無しの捜索隊
どうすんだよこれ
72:名無しの捜索隊
まあ知らんぷりじゃない?
73:名無しの捜索隊
それはそう
74:名無しの捜索隊
問題は……なんかなぁ、筑紫ちゃんなんだよなぁ
75:名無しの捜索隊
なんか、なんか言わんとすることはわかる
76:名無しの捜索隊
アンチとファイトするタイプやからな……
77:名無しの捜索隊
でもさすがに、「私の中身はコレです」なんてやらんやろ
78:名無しの捜索隊
さすがにマネが止めるやろ
79:名無しの捜索隊
とりあえず俺……雑誌買ってきます
80:名無しの捜索隊
ファッション誌なんて買ったことないが、どこに置いてある?
81:名無しの捜索隊
レディース向けのファッション誌を買いに走るオタクたちの姿が……
82:名無しの捜索隊
おまえら正気か?
83:名無しの捜索隊
顔バレはなぁ、いつ見てもキチィ
84:名無しの捜索隊
間違いであってくれ
85:名無しの捜索隊
お?
86:名無しの捜索隊
あ
87:名無しの捜索隊
ようやく本人出てきたか
88:名無しの捜索隊
明日か
❍✕△❑
________________________
|◯筑紫みや@38tks_VeG ・20秒前
|
| 連絡が取れずにすみません
| ようやくゴタゴタが落ち着いたので
| 近況報告と今後について明日の夜、お話します
|________________________
投稿した呟きを読み直して、ぐっとつばを飲み込む。私は、Vtuberとしての禁忌の1つに触れようとしていた。
Vtuberはバーチャルな存在。中の人などいない。
それがこの業界での共通認識であり、暗黙の了解である。だから、顔バレ記事が出ようと、前世バレしようと、「私とは関係ない誰か」であるように振る舞う。
かくいう私だって、「私=筑紫みや」であるとは思ってない。しかし、ファンが熱心であればあろうとするほど、「筑紫みやの中身」という情報に触れることは多くなる。ましてやこれだけ大きな火となって燃え上がっていれば、なおさらだ。
「でも、もういいかな」
私だけならまだしも、今回の炎上は姉さんにまで迷惑をかけた。姉さんは優しいから『気にしなくていいのよ』と言ってくれている。しかし、それに甘えるわけにもいかない。
そろそろ、独り立ちする時間だ。
❍✕△❑
「はい、おまたせしました。こんにちは皆さん」
<こん~>
<とんでもねぇ、待ってたんだ>
<元気だった?>
「はい、おかげさまで。さて、早速ですが本題に入りましょうか」
<おっ>
<心の準備が>
私は用意した台本を取り出し、すぅと息を整える。
「まずは謝罪から。この度は皆さんにご心配をおかけしました。本当にごめんなさい」
<謝れてえらい>
<こちらこそ大騒ぎしてごめんやで>
<まじで心配した>
「まずは連絡がない間どこにいたのかですが、海外に行ってました」
<海外?>
<バーチャルバカンスか>
<あー>
「急遽行くことになってほぼ着の身着のままででかけまして。ついでに携帯もつながらなくなりました」
事実を述べる。しかし、噂の「筑紫みやの中身」との関係は直接明言しない。
「それで目的地まで数時間連絡が途絶えたわけでして、着き次第すぐに連絡をいれようと思ったんですが……携帯回線のトラブルがちょうど起きてまして、しかもロストバゲージまでする始末。本当に散々でした」
<運なさすぎ>
<お祓い行ったほうがいいよ>
<それ荷物どうしたん>
「もう諦めて現地でだいたい揃えました。そして時間をつぶしてようやく回線が復旧したころには……とんでもない状況になってまして」
<とりあえず不運だったことはわかった>
<海外ねぇ>
<誰と行ってたん>
「一人でしたよ」
嘘ではない。移動したのは一人で、後に現地で姉さんと合流した。
<嘘だろ>
<海外なら確定では>
<本人確定やん>
そんなコメントが流れてはモデレーターによって消されていく。無視だ。とにかく無視。筑紫みやはそんな存在を知らない。
「近況報告としてはそんなところですかね。そして今後について少し話しましょうか」
<今後?>
<まさかね?>
<海外にまた行く感じ?>
「えっとそうですね……」
台本を持つ手が震える。やはり、自分の口から言うのは難しい。しかし、言わなければいけない。
「大事な、とても大事な話があります」
<嘘やろ……>
<泣かないで>
<まさかのまさかやん>
「私、筑紫みやは、権利譲渡の都合上、VeGでの活動を卒業することになりました。それに伴い、『筑紫みや』という存在も、一時凍結されます」
<は?>
<権利譲渡ってなんだよ>
<一時ってことは復活するんよな?>
「残念ですが、復帰の予定は今のところはありません。権利譲渡先がどのような扱いをするのかは『私の口から』は言えませんので」
<頭バグってきた>
<VeG……どうしちまったんだよ>
<譲渡先ってどこ?>
「その辺については、今後運営さんから出る公式告知をお待ちください。すぐ出る予定だと聞いています」
コメント欄は、今日いちばんの速度で流れている。悲しむ声、感情を顕にする声。筑紫みやはこんなにも多くの人に愛された存在だった。それだけで私は満足だ。
「以上です。ここまでお付き合いくださりありがとうございます。それではまた、バーチャルの世界で皆さんと巡り合えることを願いつつ、終わりとさせていただきます。本当に、ありがとうございました」
<ちょっと!>
<もう終わり?>
<卒業配信してよ!!!>
<何なの……>
<どうして>
=======この配信は終了しました======




