表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コノヨノタメニ。  作者: 高梨 裕也@あと五分だk……zzz
第二章ーー正しい悪の裁き方ーー
19/25

第???話ーー観察者たちーー

「あーあーあー……また派手にやってくれたなぁ……」


「なんとっ!なんと荒んだ景色!これがあの駅前なのかっ!」


 駅前広場はほとんどが修理され、人はまたこの場所や使い始めている。いつも通りの姿へ戻りつつあるが、それでもあの事件の傷跡は消えていなかった。


「アツいって……いい加減やめたらどうなの?それ。

 いやー、でも、あれは面白かったなぁ!まさか共食いなんて!考えてもなかったよ!」


「確かにな。だが……このまま行けば、いずれ俺らの立場が危なくなるんじゃねぇか?会長さんよぉ。」


 紫の腕章をつけた少女は、興奮を抑えられないようだった。赤の腕章の彼は広場を意味もなく走り回っている。一方、緑の腕章をつけた少年には少し焦りの表情が見えた。


「んー……?あぁ。大丈夫だよー。なんとかなるってー。」


 話を受けた男は、あまり大事として考えていないようだった。


「今回の作戦は失敗しただろ!次に成功できるとも限らねぇ!」


「いや、成功だよ。今回の作戦は。」


 焦りを見せる少年に対して、彼はやはり冷静だった。


「そうよ。だからそんなに焦らなくたって大丈夫なのよ?」


 フッと、影から少女が現れる。彼女の腕には、やはり腕章が巻かれている。青い腕章だった。


「まぁこんなに被害が大きくなるとは思わなかったけどね……あはは……」


 そう言うと、彼女はおどけてみせた。


「あぁ、そういえば彼、何も覚えてないらしいぞ。」


「そうかそうか。それなら好都合だ。また使える(、、、、、)。」


 彼は黒く笑う。そして、その場で立ち上がると、皆を引き連れてこう言った。


「急ごう。彼の開花が始まる前までに。」


「「「「おう。」」」」


 そして、彼らは人ごみへと溶けていった。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ