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貞操逆転スペースファンタジースローライフ!?~男女比が1:10の宇宙で男に生まれた俺が、辺境の無人惑星でスローライフする姿を配信する  作者: ながつき おつ
1章 毒女襲来!

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豪雨配信!やることがない?

読んでいて少しでも感情が動いたら、評価・リアクション・ブックマークをお願いします。


「はいどーも、超絶ウルトラムキムキイケメンのヒノキです」


>配信前に告知くらいしろ

>今日も配信楽しみ

>超絶ウルトラムキムキイケメン???

>何故唐突にそんなアホそうな自己紹介をするようになったのか…


 いやあね、どうやら配信者は個性的な自己紹介をしたほうが良いという噂を聞いてね。試してみたのだが…うん、なんとなく不評そうだ。


 まあ不評でも続けるが。こういうのは続けるのが大事だしな。


「まず、ちょっとしたお知らせがあります。なんと、俺にスポンサーが付きましたーはい拍手」


>おおー凄い

>マジ?考えられない

>ええ…こいついつか問題起こしそうなのに…

>コイツにスポンサーがつくなんて…一体どこの会社?


 おいおい言いたい放題だな…実際には俺のもとには日々大量のスポンサー提案のメールが来ているんだぞ!まあ、いつもはメール返信が面倒なのでスルーしているが…


 ぶっちゃけ今回スポンサーを受け入れたのは、たまたまメールが目についたという理由が大きい。


「スポンサーがきたのは服の会社だね。個人でちまちまとやってるところらしいよ。俺は送られてきた服を着るだけで良いらしい。服はレンタル扱いだから返さないといけないけどね。だから、別に宣伝はしなくていいらしいよ」


>そんなんでいいのか

>宣伝する必要がない?

>男が一度でも着た服を高値で売ろうとしている説

>それってさあ…ただあなたを着せ替え人形にしたいだけじゃね?


 あ~なるほど…そういう見方もあるのか…


 確かに全く宣伝しなくていいなんておかしいとは思ってたんだよな。俺に都合が良すぎる契約だったからな。裏があっても仕方がないか。


 それに、お金を払って実際の男を着せ替え人形にする機会なんてそう訪れない。男ってプライド高いからね。


「うん、なんかそんな気がしてきたわ。まあ、俺に被害は無さそうだから別にいいか。実際服は高性能っぽいし。じゃあ、早速着替えていきますか~、ぽちっとな」


 脳内のチップを使い、いま着ている服から新しい着替えを選択、そうするとあっという間に新しい着替えに変身する。今まで着ていた服は自動的に小さくたたまれて地面に置かれる。


 今どきの着替えはだいたいこんな感じだ。


>着替えというより…コスプレ?

>なるほど…そういう会社なのね

>カフェ店員か、なるほど…捗りそうだ…

>男のカフェ店員…フィクションでしか見たこと無い

>程よくエロくて大変いいと思います


 うん。思っていたよりは普通のカフェ店員の格好だ。鎖骨が見える程度の露出度で、サイズが小さくシャツが少しパツパツで体のラインが出ている。


 視聴者の反応からして、少々エッチっぽいが、まあ、これくらいなら許容範囲だ。俺は着る服には頓着しないタイプ。動きやすければ何の問題もない。


 ちょっと体を動かしてみよう。

  

 …ふむ、動きやすさは何の問題もないな。


「これからちょくちょく衣装が送られてくるらしいから、お前ら楽しみにしとけよ。ということで、お知らせ終わり!」


>今日は何するの?

>なんか外の天気荒れ気味?


「ふむ、今日は何しようかねぇ…見て分かる通り、外が豪雨なんだよね…別に雨くらいなら服が自動的にバリアを張ってくれるから活動になんの問題もないんだけど…これだけ降るとねぇ…歩きにくいし前も見にくいし…どうしようか?」


>豪雨の日にやることかあ…

>別にそんな天気の日にわざわざ働かないしなあ…

>雑談配信でもする?


「そうだな、雑談タイムと洒落込(しゃれこ)もう。えーっと…テーマが思いつかないな…お前らなんか俺に聞きたいことある?」


>丸投げかいw

>まあ、コイツが雑談する時大抵丸投げだから…

>恋バナして


「恋バナって言ってもなあ…最近恋人が二人できて、その二人に全てを()られたばっかなんだが…」


 一晩寝てリラックスした後、恋人が二人も出来たことについてゆっくり考えた。


 その結果、色々覚悟を決め、とりあえずこれから俺がどうしていくかという方向性だけはなんとか決めたところなのだ。まだまだ先行きは未知数。さてさて、これからどうなるのやら…


>あっ

>そうだった

>何故男側がそんな事になってるのか…普通逆なのに


「逆…ああそうか、普通は男のほうが立場が強いのか…男は少ないもんな。…え?でもじゃあさあ。普通の恋人ってどんな感じなの?女は男から財産とか全てむしり取られない?」


>普通は恋人って関係をはっきりさせないからなぁ…

>男は都合よく財産だけむしり取ってこようとする。女はそれを上手くかわす

>実はそういうことがよくあるから、女しか見れない秘密のマニュアルがあるんだよね。この通りにすれば基本的にカモにされることはない

>そこは女の腕の見せ所。表では男をたてつつ、裏では上手く男をコントロールする

>できる女の必須技能だよね。まあ、難しいっちゃあ難しいけど、出来る人は出来る


 ほう…世の中の女はそうやって恋愛してきたのか…


「ねえ、そのマニュアル教えて!俺こそその技能が必要だから!お願い!」


 俺は今日だけ女だ!頼むよ!


>必死で草

>いやあ…

>あの二人を影でコントロールするってこと?ハハハ!無理無理!

>基本的に安易にカモにしようとしてくる馬鹿な男にしか効果ないから


「えっ…対処法なし?俺詰んだ?」


>うん、詰んでるね

>どんまい

>まあ、素敵な二人だと思うよ


「いやまあね、俺には魅力的すぎるのも知ってるんだけどさあ…それにしても俺から全てを奪っていくから…」


>まあ金と惑星の土地を取られただけだ。気にするな

>なんならトリカ様が土地を持ってるほうが安心安全だぞ

>確かに、あなたが惑星の土地を持ってても、いつか悪い人に悪用されかねない

>金もいつも貢いでるんだから、別に今までと何も変わってないよ


 …あれ?よく考えるとそうなのか?


「…なんか、そう言われば今までと何も変わってない気がしてきたな」


>ちょろ

>そうやってさあ…まあいいか

>詐欺に気をつけてね


 いやいや!そろそろ俺がチョロいみたいな風潮やめないか?きっと俺もちょっとずつ成長しているはずなんだからさ!


「くよくよしても仕方ない!視聴者の言う通り、今までと実質そんなに変わってないんだからポジティブにいこう!確かに俺が土地持ってるより安心だしな。トリカはその点は充分信頼できる」


 なにせお金が大好きだからな。金もいっぱい使うが、金の大切さもしっかり理解している女だ。必要だと思ったことにはためらいなく金を使うが、無駄遣いは意外としないのだ。


「じゃあまあ…いいか!意外と被害は被ってないという結論でこの話終わり!あとなんか雑談のテーマある?」


>まーたそんな強引に結論付けて…本人がいいなら良いけどさあ…

>また雑談のテーマ丸投げだよ

>こういうときの過ごし方を考えようぜ


 いいね!

 

「うーん…じゃあ、せっかくならこういうときは休みだと思って、色々なことに挑戦しようのコーナーにするか」


>魚釣りとかどう?

>木登りとか?

>やっぱ水遊びだろ、ほら脱げよ

>大人しく家で工作しよう


「木登りは実は虚無バナナを取るときとかによくやってるんだよな。うん、よーし…じゃあ、いっちょ釣りをやってみますか」


 ということで、魚釣りをやってみよう。魚も食べたいしな。


 まずは釣り竿の工作からだ。


 拠点周りには加工しやすくてしなりがある木も生えている。例えるなら竹のような植物だ。少しだけストックが有る。持ってこよう。


 そのしなりがある木と、丈夫なツルを糸代わりにして…はい、あっという間に簡易的な釣り竿の完成!


>そんなしょぼい釣り竿で釣れるの?

>ボロい釣り竿。ゲームなら雑魚しか釣れないやつだ


 別にいいんだよ。コ◯キングしか釣れなくてもさ。釣れさえすればオッケー。


>それだとまだただの枝だよ

>なにかが足りませんね…

>針はどうする?


 おっと忘れてた。針はどうしようか…うーむ…


 あ、ひらめいた!あれが使えるかもしれない!


 俺は燻製小屋の隅に置いておいた緑鳥のくちばしを持ってくる。


 これを削って針代わりに出来ないだろうか…やってみよう!


 ナイフを使い、大雑把に削っていく。


 丁寧な仕事は苦手なので、なんとか作れた針は少し(いびつ)だ。でもまあ、これで妥協しよう。


>針?

>まあ、多少尖ってはいるか

>取り敢えずやってみようぜ


 よーし!じゃあ、釣りに行くか!


 豪雨の中なんとか近くの小川に行き、釣りをしてみる。


 適当な虫を針につけ、待つこと数十分、俺は…


「はい!帰ります!こんな豪雨の中釣りするやつは馬鹿です!豪雨の中待ってるだけなのしんどい!」


>馬鹿すぎて草

>止めるまもなく行っちゃうから…

>分かってたことなんだよなあ…

>よく数十分もやってたよ…


 早速家にUターン。


 豪雨過ぎる時に一人で外に居るのって、なんだか不思議と恐怖を感じるのだ。なんというか、孤独感?虚無感?そのような感覚を深く感じてしまうというか…


 まあ要するに、こんな日に釣りなんてしてる場合じゃない!てことだな。


 こんな天気のときに外に出てもろくなことにならないことが分かった。これからは家で大人しくしていよう。


「うむ、こういう日は大人しく家で工作しようか。さっきの釣り竿づくりみたいにな。今はほとんど家に工作できる材料無いから、常になにか工作用に材料をストックしておこう」


>そうだな

>それこそ家具とかつくってもいいしな

>魚釣り用の罠とか魚をすくうタモとかつくるのどうかな

>近くに素材を収納できる倉庫とかほしくなるな


「そうだな。…それにしても、拠点にはまだまだ足りないものが多いなぁ。一端(いっぱし)のスローライファーへの道はまだまだ遠いよ」


>スローライファー???

>変な言葉作るな

>やっぱSCエネルギー有りにしない?全然スローライフ進まないし


 うむ。では、そろそろその問題に真剣に取り掛かろうか。


「じゃあ、俺がSCエネルギーを使っちゃう問題について対処法を考えよう!」

次回予告:SCエネルギーのチートデイ?

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