マヨネーズ
禁断の調味料と言われているマヨネーズ作りが始まった。
当たり前だがシェフィーネ王女の描いた絵の中にマヨネーズらしき絵があったから異常に好きな人にとっては禁断の調味料なんだな。
そしてマヨネーズ作りもそんなに難しいものではなかった。
用意するのはお酢と卵と塩と油の四つだった。
絵を見ると卵はどうやらあの黄色い部分だけを使うみたいで黄色の周りにある部分、つまり目玉焼きになった時の白いあの部分はいらないようであった。
「お酢と塩と卵の黄身を入れてよく混ぜるみたいだな」
油以外の材料をよくかき混ぜて油を入れて混ぜる。
油は一度に入れるのではなく少しずつ入れて混ぜていくと、あっと言う間にマヨネーズが出来上がりました。
禁断の調味料、こんな簡単に作れて良いのかよ。
「で、出来上がったマヨネーズを見るが、凄いドロドロしてるな」
出来上がったマヨネーズは見た目はドロドロしている白い何かだった。
俺達はマヨネーズを味見する。
「ん? 意外と悪くないな」
ドロドロした見た目はともかく、口にしてみるとそんなに悪くはなかった。
そのままマヨネーズをサラダにつけて食べてみた。
「あ、旨い、サラダとめっちゃ合う」
俺が言うと皆も頷く。
「確かにこれはサラダに合いますね」
「酸味はありますが、ドレッシングよりは少ないですね」
ルートとフレイアがマヨネーズをつけたサラダを食べて言う。
「これなら子供でもいけるんじゃねえか?」
「そうね、ドレッシングよりもこっちの方が子供には良いかもしれないわ」
リックとユーリはマヨネーズなら子供でも大丈夫だと言う。
「マヨネーズの説明文、まだ続きがあるな」
「ええっと、マヨネーズを初めて試す初心者にはふかしたジャガイモにかけて食べるのがおすすめ」
シオンとカリーナがマヨネーズの説明文を読む。
初心者って、上級者とかあるのかよ。
そして。
「ふかしたジャガイモができました」
「これにマヨネーズをかけて食べれば良いみたいだね」
ジョルジュとラキムがふかしたジャガイモを用意する。
それにマヨネーズをつけて食べてみる事にした。
「おお」
結果から言うと想像以上に旨かった。
ただふかしたジャガイモにマヨネーズをつけただけなのに凄く旨かった。
「今までふかしたジャガイモはそのまま食べても味がしないから塩をつけて味付けをしていたけど、それでもあまり美味しくはなかったわね」
「ええ、でもこのマヨネーズは全然違う、マヨネーズがあるなら食事がふかしたジャガイモだけでもいくらでも食べられる」
ルティとレティの言う通り、このマヨネーズがあればふかしたジャガイモだけしか食事に出なくても喜んで食べる者は多い気がする。
「禁断の調味料とはよく言ったものだな、確かにこれはくせになってもおかしくないかもな」
そう言うと皆も納得したのか頷く。
「若ちゃん、見て見て」
「マヨネーズとジャガイモを使ったサラダ料理があるぞ」
ここで失われたもの図鑑を見ていたミスチーとネロナが言う。
俺はそのページを見る。
「・・・・・・なるほど、これなら子供も野菜を食べてくれるかもな」
その料理の説明文を見て俺はそんな気がするのだった。
読んでいただきありがとうございます。
面白かったらブクマと評価をよろしくお願いします。




