トマトで調理
「まずはトマトが三個ほど」
「こっちの絵はタマネギですね」
「こっちはニンニクだと思います」
「トマトとタマネギとニンニクか、使うものが少ないが良いだろう、ルティ、レティお前達も手伝ってくれ」
「「はい」」
「トマトはヘタを取って反対側に十字でそのまま切るのではなく切り込みを入れるのか」
「タマネギはざく切りにして」
「ニンニクは薄切りにする」
こうしてジョルジュがトマト、ルティがタマネギ、レティがニンニクをそれぞれ切っていく。
チーズケーキを作ったシオンの時も思ったが、本当にシェフィーネ王女の描いた絵が何なのかわかるようになったもんだな。
「さて、次は鍋でお湯を沸かしてその中にトマトを入れてそのトマトを水で洗って皮むきをするのか」
「料理長、鍋ならもう湯を沸かしています」
「いつでも入れて大丈夫です」
次の工程を見ていたからかルティとレティが気を利かせて既に鍋でお湯を沸かせていた。
ジョルジュがお湯の中にトマトを入れて少ししてからトマトを取り水で洗い流していき皮をむいていく。
「ふむ、皮をむいてトマトをざく切りにするのか」
ジョルジュはトマトをざく切りにする。
「次は切ったトマトとタマネギとニンニクを液体にするって事ね」
「だったらこの果物をジュースにする魔道具を使えば」
レティが果物を細かくさせてジュースにする魔道具を用意する。
化粧水以来の出番だな。
魔道具に切ったトマト、タマネギ、ニンニクを入れて作動させると魔道具は細かくして少ししたら液体になっていた。
「次は鍋に入れて中火で熱するのか」
「そこにいくつかの調味料を入れて混ぜていくみたいですね、これは砂糖と塩に胡椒それと」
「すっぱそうな顔をしているって事はこれはすっぱい調味料、すっぱい調味料と言ったらお酢ですね」
「そしてこの葉の絵、料理で使う葉と言えば、ハーブか、料理の臭みなどを消す時に使われるものだな」
液体となったトマトを鍋に入れて調味料とハーブを入れて混ぜていく。
「そして沸騰したら弱火にしてじっくり煮込んでいくって事だな」
混ぜていくと沸騰したので弱火にしてさらに混ぜていくと液体だったものにとろみがついてくるのだった。
そしてそれをビンの中に入れて完成したのだった。
「一応これで完成ですが」
「何これ? 料理と言うより」
「どちらかと言えば調味料?」
「今度はこれの出番だな」
失われたもの図鑑を開いてできたものを探しているとそのページを見つけた。
「トマトケチャップ?」
そうページに書かれていたのだった。
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