きらきら
消えかかる橋の下で
僕は一匹の虫になる
あだ名をつけて北風さん
君も不安だったりするの
あられもない優しさに触れても
冷たい風のままでいてね
もうすぐ夜だね石ころさん
背中を預けても大丈夫かい
また一段と丸く縮んだね
星になってもすぐに見つかるさ
お話ししようよ空き缶さん
雨の中で誰を待っているの
君の苦しみを少し分けてほしい
僕の悲しみを少し受け取ってほしい
次はあの青々とした海原へ
こんなに眩しいのはどうして
今なら昔の僕を許せそうだよ
もう一人の僕も愛せそうだよ