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妖精ピンクと龍稚児の日々
人の日々と龍稚児の日々の時間は違う
妖精ピンクとはいえ、元は人
龍の卵を孵した後
『いけるんじゃないか?』
と,ピンクは思っていた
どういけるかは、分からないが
『楽』にはなれるはず?くらいの思いはあったのだろう
生まれたばかりの龍が
あくびとともに、よく分からない『光線』を出した時に
「あかんやろ!」
と、引っ叩いた、ピンクは間違っていない
その心からの一撃に
龍王と龍后が感動し、
その親御の気持ちが伝わったのだろうか
龍王の1人目の子は
妖精ピンクにとても懐くようになった




