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ぼろぼろの,レゴの国のものたちに

レゴのものたち

彼らは,これまで感じたことのない飢餓に襲われた


そして、彼らを率いたものが

肉塊になったのを見た


しかし、

彼らは、その肉塊を前にして

その、飢えを凌ぐ為に


自らの『腕』を食っていた

泣きながら…


『俺を食えよ…』 

と、

彼は泣いた



『喰わんわな』

と、ヨミは言い

『食いませんね』

と、ムクは呟いた 


ヨミは、ムクの無表情な顔に

ふわりと浮かぶ、別な表情を見てとった


薄い顔を少し微笑ませて 

ヨミは告げる


「エベスほどではないけれど、

レゴの国のものたち、少し持て成させて頂く」


地獄に凪の風が吹く


レゴのものたちの傷は癒やされる


「有り難く思う」


と、ぐちゃぐちゃになって、復活したレゴの武将(?)は 

感謝の意を告げる

しかし、ヨミは

「はあ?」

と、応える


「お仕事は、これからですよ?」

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