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アホは高い所登りたがるとか、何とか

「僕は、子どもの頃、こう見えて結構可愛かったのですよ」

フェルデナンドさんが話し始める


確かに、顔立ちはとても美しい

ハゲだけど


「こちらの国では、美しさを重視されるところがありましてね」

寂しそうに、フェルデナンドさんが言う

「私は、どうやら、そこの基準に外れたみたいです…」


ハゲたから?


これは、私は声に出していない

『出してないよね?』

と、見回す 

何だこれ、皆が目を逸らす


「皆さんの『ハゲだから』という気持ちはわかります」


みんなが、ウッと詰まる 


「それより以前に、分かった事があってね…」

うん?と皆んなが考える

「背が、伸びなかった…」


へっ?

何それ


そこで何?頷くダリウスが涙目?

ダリウス、全然ちっさくないけど?

震えてるハンスくん?


何だこの、三高主義的なおかしな劣等感!




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