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エベスの日常
「それでも!」
と、
自慢の毛並み(レゴ国的には)を否定されて、怒り狂う者達を無視して
グリーンは,
「…よろしいですか?そろそろ、時間ですので…」
と、
まるで、『ティータイム』が始まったかのように、エベスに問う
「よろしく」
と、答えるエベスに寄り添うように、αが訪れる
『『…え?』』
と、いう顔をする獅子王達は、
一応『α』が、エベスの婚約者であることは知っていたのだろう
「では」
と、グリーンは言い
エベスの婚約者αは、和かに頷く
『サクサク、サクサクサク…』
エベスの髪は、グリーンによって切られていく
それを、愛おしそうに見つめつつ、
婚約者は集めていく
ベリーショートになっだ時
グリーンは聞く
「今日は、如何いたしますか?」
と、
「短めで」
と、エベスが言うと、
顔色を変える事もなく、新たな袋をαは取り出す
「や!やめろ〜!!」
と、レゴの国の王は涙を流しながら叫び
共に来た使者達は、慟哭しながらひれ伏した




