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閑話休題 ハンスくん目線 その2
エベスさんが、紙を切るようにサクサクと、髪で木の板の形を整えている
しかも、今度はペンを握るようにして
キュイーンと髪で穴を開けている
何がどうというわけではないのだけれど、何故か空恐ろしさを感じる
思わず、ダリウス様と目を合わせたが、
ダリウス様はすぐに目を閉じて、首を振る
これは、深く追求してはいけないやつだと思う
「これって、『念』とかで、くっつかないか?」
と、独り言を言いながら、髪を挟んで板と板をくっつけようとしている?
まさか、そんな事もできるのか…?と、恐る恐る見ていると
「やっぱり、無理!そりゃそうだ」
と、エベスさんは笑っている
ちょっとだけ、ほっとする
「あっそうか!切れるんなら、打ちこめる!」
えっ?何言ってるのこの人!
と、声に出そうになるのを抑えていると
スコン、スコンと釘か何かのように、髪の毛を打ち込んだ
「アンテナ立てたり、攻撃したり出来る人になったみたい」
と、訳の分からない事を口走り
『□太郎になった、わ、た、し〜』
鼻歌まで歌って上機嫌だけれど、誰それ⁉︎




