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閑話休題その3
2人の間に流れる微妙な空気を
妖精ピンクが
『でも…』
と、俯き告げる
『それでは、面白ろないんですわ‼︎』
エベスは思う
理不尽なまま、この世界に連れ去られた自分と
妖精ピンク
その落とし前は、まだまだ付いていない
ピンクの叫びを
エベスは、とても面白いと思った
「もう、さあ〜
こう、何か怪しい奴、
刺してみましょか?」
と、エベスが、やる気満々で髪をビョンビョンさせ始めたので
妖精ピンクのくせに
「ごめん!すまん
ワシが悪かった‼︎」
と、とても常識的に謝った
「何や、つまらん〜」
と、言うエベスに
「本当に、怖いわ』
と、妖精ピンクは、困惑する
しかし、
この場所も又、攻撃の対象ではあった
ただ、とても嫌なやり方で、エベスはそれを防いでいた




