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あの世のエベスと無垢(わりと仲良し?)
「回収してきました」
と、無垢は言う
「…結構、グチャグチャやね」
と、あの世のエベスは言う
「自爆装置…」
と、無垢は言いかけて止まる
あの世のエベスは、
「かめへんで〜!ご苦労様!」
と、普通に無垢をハグする
「さて、此方では働いてもらわんと行かんからな!
手伝ってくれる?」
と、聞くと
「はい!」
と、
素直に無垢は応えた
ジグソーパズルの様に
2人で繋げようとしていたのだが、
2人して根を上げる
「これは、あれやな」
と、あの世のエベスが言うと
「はい、大丈夫です…?」
と、無垢も訝しむ
「面倒くさいとは思っていたけれど、あれで行こ!」
と、あの世のエベスが、諦めたように言う
「はい!」
と、可愛く無垢が答えるのだけれど、実は中々面倒くさい
なぜなら、
「グチャグチャの奴ら、取り敢えず
元の姿に、も〜どーる?」
『れ』ではない




