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朱に交われば赤くなる(自嘲)

夢を見ていた


前の世界でとてもよく見た、テストを受ける夢

何度か見るうちに、テストの出来が良くなっていく

何故だ?と不思議に思っていたが、ある時気がついた

自分の記憶の中で作った問題だもの、こだわって解いていたら、いつか解けるようになるさ


後、これもよく見た夢

トイレを探していたり、見つけたトイレがとんでもない形状の物だったり…

あれはきっと、インドのとあるレストランのトラウマだな

トイレだと言われて通された、あの何もないタイル張の二畳くらいの場所

ここで、何をどの様に致せば良いのだろうか?と悩み

とりあえず、小だけを致してみたが、正解が分からないので未だに謎の尾籠な話だ


あの爽快な排尿感の物理的な結末は、一体何処に消えたのだろう

夢から覚めても見当たらなかった

いい歳して漏らさずに済んだのは僥倖ではあったが…


何だこれ?

変な記憶のまま、目が覚めた?


何か抱っこされてますな?誰に?

これ、夢やね?なら言いたい事言っとこ

「何で、ダリウスやねん…

フローレンスさんが良かった…」

そのまま、再び眠る


後で聞いた話では、ダリウスが固まり

フローレンスさんがドヤ顔だったらしい

そして、ダリウスから私を奪いとってくれたらしい

いや、申し訳ない


「黙っとったら、ほんま!お前、ええ加減起きや!」

と、エンジェル・スーの声がする

「あれ、まだ生きとったん?」

と、つぶやくと

「ひ、酷いわぁ〜!これでも心配してたのに〜」

と、お決まりの台詞?あ、でも…

「そりゃ何より…僥倖、僥倖…」

本当のことは口にしとこう

「寝てる間に消えてたら、ちょっと寂しい」

スーさんは、ちょっと嬉しそう


さて、どうやら無事に居住地へ戻れたようだし、

今回も夢の中の物理的な産物は、こちらにやって来てはいないようだ

シーツに汚れは無し!

「何してんの?」

シーツを確かめる私に、スーは不思議そうに聞く

「トイレの夢見てたから、漏らしてないか確かめたら、大丈夫だった」

普通に答えたら、嫌そうな顔をする

「…それ、口にして恥ずかしないの?」

「漏らしたら恥ずかしいけど、至急的速やかに対処するだけや?

出物腫れ物所構わずって言うし、変なところで弱み握られたって思う方が嫌やし」


スーは『ハイハイ』という呆れた顔をして、

「点検済んだなら、人呼ぶで」

と、言ってフローレンスさんを呼びに行ってくれた

ふわふわっと…飛んで


随分、慣れたもんだな

私もか?

いや、呼ばれるままに来てくれたフローレンスさんもか?
















お腹の調子が良くなってきたので、投稿します

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