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食材と贖罪

私は疲れてる、言葉と態度がぞんざいだ


「皆様がどの様に食材を利用していたかは、正直分かりませんが

大切に口にしていた事は確かでしょう?

時間が経てば、腐るしカビも生えるし、切ない思いで食べ物と向き合う事はあったのではないですか?」

切ない顔の子と、そうではない子もいるのか


まぁ私的には、賞味期限と消費期限

美味しい物は、美味しいうちに食べましょうよ

食えるうちに食いましょうよ

身体悪くしてまで、食えない物を食うのはやめましょうよ

くらいの話で、

ここの世界をとやかく言うつもりはない、知らんもの

でも


「確かにそうかもしれない…」

ダリウスは呟く

「俺たちのやろうとしていた事は…何なのか…?」

「どの様な意味でそう思うのか?」

ハリーくんが応える

きっと、思う事はあるのだろう

そこら辺は、2人で話しとけ


「フローレンスさん、ありがとう 

あなたのお仕事ではないのに…」


私は、フローレンスさん御一家が気になる


鬘屋のご主人は、

「思い掛けず、美味しいものを頂きありがとうございました」

と、穏やかに微笑んだ

「今後のエベス様に、神の御加護があります様に…」

と伝え、彼は助手であるフローレンスさんの弟と共に去って行った


私は知っている、こういう時間は続く事はない

私は、巻き込んでしまったフローレンスさんを見つめ

「あなたは、これで良いの?」

と尋ねた

「もちろん」

と、フローレンスさんは答え

私は、来るべき時を待った


夜半届いた、フェルト様からの伝言は

『明後日、王宮に来い』

という事と、

『何か美味しい物が振る舞われたようなので食べたみたい、だが…今回は諦めよう』



それは、残念でしたね






読んで頂き、ありがとうございます

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