表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
221/725

悪役の顔は得意

ツルツルになった子の顎を上げ、しみじみと眺める


「あなたは、とても綺麗ね」

ほうっと言うため息を込めて、泣き叫ぶ子に告げた


「えっ?」

と、その子は目を見張り、こちらを伺う


「本当よ、とても綺麗」


それは本当だった


「わ、私は…罪人でしょう?」

と、その子は言う

「そうですね

ですから、罪を贖って頂きましょう」


その子は、ごくりと喉を鳴らす


「あなたの、美しさで…」


そう告げると、何かを誤解した獣人の貴族子女が


『ひ〜‼︎』

なのだろうけれど

様々な獣的悲鳴を上げるので、

阿鼻叫喚


「うるさい‼︎」

と、心底ウザそうに告げる





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ