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場所と場合によっては?

「私とて、貴族の端くれ…私の為に、影になって尽くしてくれる者もおります」

思い詰めたような顔で、αさんは懺悔する


「その髪を纏めて、

私はその髪を勝手に使い…

この度の、来訪者の方々の

特に女性と思える方々に…

制服を作り、手渡してしまいました‼︎」


…?

どゆこと?


「それを、手にした方々に…思いの外の高評価で…」


その時、グリーンが動く


項垂れるαの手を掴み


「私は貴方を支持します」

と、笑みを浮かべた



「「げっ!」」

と、声を上げたのは、私とスーさんだが

αとグリーンの勢いと圧に負ける


αはまだ続ける

「その制服を着た方々の姿に…」


「はい、どうされたのですか?」

と、グリーンは問いかける


「『この国は、素晴らしい』と…」


『『キモ!』』

という、心の声をかき消すのは、グリーンさんの声


「あの大国からの…本来なら受刑者のような民が…

エベス様の髪によって、救われたのですね⁉︎」


いや、その話はそちらだけにしといてくれ


「そうか?ええ話やなぁ〜」

と、その場を去ろうとするクソピンク


「こら待て!」

と、引き止めようとするが

「しゃあないやん、お互い楽しもうや」

と、捨て台詞を残す、スーさん


分かった!

これは

『その場その場で、絵を描いていく』

と、いう

曾祖母の教えのまま、行くしかないと思う

エベスであった


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