表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
181/725

鬱陶し その2

何か忙しそうな、社会人のように

「というわけで、何処か知りませんが

あっちの方に行かなくてはいけませんようなので

行きます」

と、伝える


「な、何も分からない国へ行こうというのか…?」

と、王が答える


王座に座っていない王に言われても…


簒奪を望みながら、ピンクの毛でグルグル巻きにされたフェルトを見ていると

『カオス』の一言だが…


「此処も知りませんし、大国もよく分かりません

だから、今から行く所も知りませんよ?」

と、普通に答える

「でも…」


なぜ、息を呑むのか?


「この状況の中、接触して来たという事と

向こうは知ってて、此方は知らないというのは…」


「何か面白いと思いませんか?

どうせ、此処の国、抗うだけの力も無さそうですし!」


「「そ、それは!」」


こんな時だけ、シンクロする兄弟


「ふーん」

スーさんが、呟く 

「まぁ、ええか」

とも


「ダリウス、ハンスを連れて飛んでもいい?」

と聞くと、

「御意」

と、答え

虚ろな意識のまま、ハンスまでも頷く


「あと、グリーン!

フローレンス、後からでいい?呼ぶよ?」

『…はい』


そう確認してから、呼ばれた国へ移動することにした


「レッド!後は任せた!」

と言うと、

「御意です!」

と、力強い声


さて、と思った転移のその瞬間

腰に縋りつくのは…


「は、ハリーくん?」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ