よし、分かった
「取り敢えず…、言いたい事は分かった」
と、私が言うと
「何か、嫌な予感がするけど…」
と、スーさんが答える
私は、フェルト氏をクルクルとピンク色の毛で巻き付けて
ビューんと、飛ばせて
「どうぞ」
と、この国の王の席とやら座らせる
ピンクの真似をしたら、1人くらいは飛ばすことができた
『しばらく、座っとけ!憧れの玉座じゃ、喜べ!』
と、念を送る
念は良いね
汚い言葉も聞かせたい奴にしか、聞こえない
いきなり飛んで来て王座に座る、フェルトに
王宮は騒ぎ立てている様子が
妖怪アン○ナ?
感度を高くした、毛先からうかがえた
「ほれ、スーさん、転移、転移
と促すと
「しゃあないなぁ」
と、転移させてくれる
めんどくさいから、
関係者一同、ご一緒にだ
「もう、いっそこの建物ごとイッタレば?」
と、スーさんが言うので
「スーさん、剛腕」
と、褒めると
「誰が、そんな火に油な事するか⁉︎
第一、そんな力があるのは、エベッさんだけやろ⁉︎」
と、言い返された
「それに…」
うん?何だ、まだあるのか?
「それは、転移やなくて移転ちゃうの?
王宮、壊す気ですかー?」
「まだ、大丈夫ー
今回は転移でよろしく」
と、スーさんにお願いした




