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帰りなん、いざ決戦の地へ
「茶番は、もう結構!」
自身の顔を鏡で見ていたブルーさんは、鏡を叩きつけるような勢いで立ち上がる
「さあ、戻るよ?」
ぱぱっと、体制を立て直し
賢者(?)アレキサンドロスの尻蹴る勢いで
「「ほら、もう一回転移じゃ!」」
という、イメージのもと、再度、大国に戻る
いきなり、戻られた大国は、たまったものではないと思うが
あまりにも、自信ありげなブルーの姿にどよめく
そして
「審判は下された!」
ブルーは、ノリノリだ
「我が元に集え」
それは、
ひいき目に見ても、美しい姿だった




