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夢の中へ

やっと眠れるのか?そう思っていたのだけれど

ハリーくんが、何か言いたげな顔をしている

「ハリーくん、どうしたの?」

「私の解答がまだです」

「あ!そうだった

では、見ましょう」


さすが、王家の教育というところか

卒がない模範解答、数式の問題は完璧だ

でも、何だろう?図形の問題がイマイチ…

うーん

「ハリーくん、図形の問題は初めて?」

「これは、私が受けた教育の中には入っていなかったから驚いてしまって…」

「そうなんだ」

「でも、初めてだからこそ面白かった」

「それはよかった」

王家との柵がなくなって初の勉強だったから、新鮮だったのか

そういう事もあるかもね


「あのね、僕ひとつだけできる事があるよ」

「ほうほう、それは何?」

ハリーくんは、笑って言った 

「お風呂入りたかったでしょう?」

くうぅ、またしても人の心を読むのか?気を使うのか?

「…はい…」


優しい微笑みの後

「少ない力だけれど、浄化の魔法をベスに使わせて…」

と言った  

心地よい空気が私を包み…


私は情け無い事に、その後の事を覚えていない


意識を失う瞬間に、ハリーくんが何かを言っていた気がするけれど

気にする事はない、なかった

やっと、この世界での1日が終わりました


読んで頂いた方々に、とても感謝しています

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