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女神と王と(おうと)

「先ずは、ご説明させて頂きたいのだが…」

私は、話を切り出す

状況的にカオスなので、話をまとめたい


「一刻の王が、美しいものを見た途端、我を忘れるのは如何なものかと思いますが?」


(発情期ですか?)

「「発情期ですか?」」

心で思っただけのつもりが、言葉に出てましたか?そうですか…

同じことを考えた人もいましたね、そりゃそうでしょう


「…お、王と言うものは…(パクパク)」

何か言おうとして、王さん、いきなり消音機能に入りましたか?

アレキサンドロスさんですか?

これじゃ不味いと?

いっそ、言わしたればいいのに

残念でも王

でもそれは、力あってこその無能なのに、個人的に制圧されている今、どうする気なのか聞いてみたい


「ふーん…、ところで『妻』と言いましたが、

その気もない者を無理矢理『妻』に?

『王女』に?

それとも何か?クリスタル・ブルーが男性と知りつつ側に置き、王位継承権でも譲り渡すお考えか?」


呆れた顔で、問いかけてみる


ほら見ろ、アレキサンドロスが苦虫を噛み潰したような顔をして…

当然、アレキサンドロスには性別が分かっていたのだろう


王は目を見開き、クリスタル・ブルーの顔を見つめた

『信じられない…』と唇が動く

分かっていなかったのか?

王さんワナワナと震えておりますがな


「全てを理解した上でのご判断かと、思っていたのですが?」

トドメではなくて、単純に感想を述べてみる


王は青ざめ…

そして…処理が追いつかなくなったのか

動きを止めると

…リバースした



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