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クールビューティーブルー
君に決めた!的な感じで指を差したその人は
クールビューティー、βさん
βさんにふってみると
物凄い勢いで、眉根の皺が深くなっている
「…私に、女装をしろと…」
凄い圧…
酷薄そうな顔が、青白く見えるほどに…
「美しく冷たい顔、そして
その、知識と冷静な判断…私的には、貴方しかいないと、判断しました」
「そして…、プラチナブルーのサラサラの長髪は、きっと似合うことでしょう」
煽ってやる
「…プラチナブルーの長髪…?」
食いついたなβさん
あと、一押し
「このミッションを受けてくれるなら、私は貴方の名前は必要がありません」
最もらしい事を、続ける
「貴方は、このミッションにおいて『クリスタル・ブルー』です」
「…クリスタル・ブルー…」




