あらすじ
○あらすじ
無期懲役の子供が入るための特別独房。そこに収容されているのは最年少大量殺人鬼ヌゥ・アルバートと、天才発明家少年アグ・テリー。
2人が牢獄生活を共にして早10年余。外の世界ではシャドウと呼ばれる異能力を扱う人間が大陸を脅かしていた。
ある日2人はシャドウ討伐組織である特別国家精鋭部隊へ入隊する。隊長以外は囚人の入隊をよく思わない者ばかりであったが、シャドウとの戦闘を経ていく内に皆二人を受け入れ始める。
やがてシャドウを従える憎悪の塊――ゼクサスが現れ、その配下の様々な闇を抱えたシャドウたちとの戦闘が始まり、多くの仲間が犠牲となる。
ゼクサスの誕生の秘密、シャドウとは何なのか、ヌゥの『呪い』の正体は……。2000年前の歴史を知る時、その全てが明らかになる。
ヌゥとアグがゼクサスを倒すまでを描いたダークファンタジーです。
○登場人物
ヌゥ・アルバート
怒ると他人を傷つけてしまうという謎の『呪い』を生まれ持つ少年。『呪い』の力を恐れた村人たちに殺されそうになるが、全員返り討ちに殺害し、終身刑となる。
『呪い』の力を借りた驚異的な身体能力でシャドウに立ち向かう。陽気で明るいが、心は繊細。生まれて初めて出来た友達のアグを慕ってやまない。
アグ・テリー
天才的頭脳を持つ少年。自作の爆弾で一国を破壊し、終身刑となる。自分を慕うヌゥを鬱陶しく思うが、次第にヌゥに執着している自分に気づく。
無愛想だが何故かモテる。戦闘力はないが、様々な発明で部隊に協力する。




