そういやいじめられてたなぁ、と思い出しているだけの話
はいはーい!どうも皆さまごきげんよう、今日も今日とて学割フル活躍、太平洋側から日本海側までのんびり鈍行で移動中(過去形)の理系蛮族テラさんですよ。
腰は痛くなる(過去形)けど、小説書けるからこの時間も嫌いではないです。
ちなみに今日は理系蛮族ではなく、普通にその場のノリでのエッセイを書きます。こほん。
さっそくですがタイトルの通り。私はもともといじめられっ子の部類なんですね。
当時はあまり自覚がありませんでしたが、小五で転校した学級崩壊の小学校でやられた出来事をラインナップしてみると……
1.テラが教室に入ると、女子が全員窓際に逃げて話しかけてこない。(話しかけに行こうとすると止められる)
2.朝来たら、机にある事ない事落書きされてた。鉛筆の無駄遣い。
3.安定の悪口手紙。たいてい語彙力がない。
4.両側から抑えられて真正面から男子に殴られる。卑怯者め。
5.来ました先生安定の「お前が悪いから謝りなさい」。やだ。
6.男子が触らないからといじめてたクモを捕まえて逃しただけでしばらく本人がゲテモノ扱い。テラ菌がうつる~!
その他etc.
……まったく、いたいけな女の子にやる事かね!子供は残酷だわ!
おかげさまでグレましたよ! グレて山に入ってクマを愛でる人生になっちゃったじゃないですか! ありがとう理系蛮族人生を謳歌させていただいてます! クマかわいいぞ!
……とりあえずまぁ、何かテンプレないじめをやられた原因は下記に記した感じでしょう。
まず転校生のテラ、引っ越した先の感性がだいぶ違ったのでなじめず。クラスになじまずにいると、まぁ当然馴染めない子やいじめられっ子が来るわけです。
今考えると少し自閉症気味だったのかなという子達が多かったんですが、前の学校では支援制度がしっかりしていたので、急に叫んだり泣いたりされても『まぁそういう子なのか』って感じで。
転校先の学校はそういう子たちの支援も理解もガバガバだったので、そういう子らがかなりいじめられてたみたいなんですよね。
普通に接しただけなのに、えらい懐かれたんです。
自分も不思議ちゃん気味だったので同じ空気を悟られたのかもしれませんが、周囲がそんな感じで『いじめられっ子ーズ』な感じになりました。
その時点で無意識にグループを作ってしまい、主力グループに反抗してしまったようですが、その時点での自覚はなく。
テラは見ての通りわりと気が強めで、前の学校でリーダー気質だったので現リーダーが何か言っても、気が向かなければ従わない……という感じでした。
それが面白くなかったらしいリーダー格女子が、まぁいろいろやり始めたって感じだったみたいです。
それと、私は当時から理系蛮族の徴候を見せていたのですが、それもその学校では気持ち悪いという部類だったらしいですね。
前の学校では褒めてもらえてたので、気持ち悪がられるのが理解できなかったのですが。ゆとり教育失敗学校の典型例だ。けっ!
……と、ここでなろうの話を唐突にします。
最近の流行だと『いじめられてシクシクしていた主人公、後でじわじわ復讐して相手を泣き叫ばせると満足』という展開が多いみたいですね。
おい、なんだその展開。甘いぞ。メレンゲのように甘々だぞ。
『覚えてろ、後で云々カンヌン』とか考えるより先に!
腕力がそこそこあって喧嘩っ早い人間は!その場で!やり返すんだよ!!!!
話しかけてこないなら、別のクラスに行けば良いし(ここからテラの放浪癖が始まった)
落書きされた机を盛大に蹴飛ばして先生に怒られても、特に何も言わずに落書きした連中を睨み続ければ先生も強くは言えない。
手紙全無視リサイクル。なお、押さえ付けてきた男子に噛み付いて離脱した事を後で先生にチクられました。再びのお説教。
ゲテモノ扱いされたら「虫すら触れないのか。でかい態度のくせに肝のちっせー奴」的に煽って再びの喧嘩。そしてお説教。
いやー、先生にはやりにくい生徒だったんだろうなぁ……。
いじめっ子って、外面は良いんです。親にも良い顔するものですから、『ウチの子がそんなことするわけないザマス』的な反応だったそうで。
問題を自分から起こしに行ってるように見える転校生を怒った方が、やりやすかったんでしょうね。
両親はそういった話をのらりくらりとかわしてくれてた……というか、たぶん私の両親にはあまり報告が行かなかったんでしょう。
私が学校を嫌がっている事は知っていましたが、何も言わずに、ただ見ていてくれて、ただ美味しいご飯を出してくれて。気がまぎれる程に、勉強を教えてくれました。
彼らが私の生き方について助言をくれたのは、中学に上がっていじめ以外の問題で折れそうになった時でしたが、まぁそれはまたの機会にでも。
さて、話を戻します。
完全に問題児扱いされて、今思えばくだらないちょっかいに貴重なロリ時代を浪費されてしまったテラですが、こうして元気に理系蛮族に成長しました。
『やられてるのにやられっぱなしで居られるものか!』っていう対抗意識を、絶対に捨てなかったんです。
だって、虐げられてたのはあの時の『今』なんです。『後でどうにかする』だなんて、生っちょろい事は言ってられない。
私が守りたかったのは、『今』あの時の自分。
『後でやり返す』なんて考えてたら、今の自分は確実に犠牲になる。未来の自分の時間も連中に取られる。自分で事態を悪化させるなんて絶対にごめんだったんですよ。
だからその場で対抗し続けました。何されても絶対に睨み続けて、屈しませんでした。
そうすると、周囲にも少しずつ変化がありました。
認めてくれたんですよ。女子ではなく、蹴る噛む殴るの喧嘩をしてた男子たちが。
それに伴って、一部の女子も少しずつ話しかけにきてくれるようになったり、やった事を直後に謝ってきたりするようになりました。
最終的にリーダー格も唐突に謝ってきて、和解しましためでたしめでたし……
とは、自分の中ではなりませんでしたけどね。やられた事は無くなりませんから。
ですがまぁ、やり返そうとか、そんな事はあまり考えませんでした。ちょっとは考えたけど。
屈したくないという姿勢で戦い続けたら、一部の人たちが分かってくれた。それだけで残りの学校生活は満喫できました。
リーダー格はともかく、他の連中は集団の力に乗せられてただけで、夢から醒めると気が弱い。他人の夢に踊らされるような、そんな連中はどうでも良い。
リーダー格がうざいにしても、連中と同じ事をして同じレベルになんて堕ちたくなかった。
復讐するって事はつまり、自分が嫌ってる奴以下の存在に成り下がるって事です。自分の価値を自分で下げる行為ですよ。そんな癪な事はしたくない。
ていうかもう全体的に関わりたくなかったのでね。私は私の特技活かして人生謳歌します。アディオス。という感じで遠くの学校を受験して入りました。
もし、それでもいじめてきた連中が立ちはだかってくるような世界に生まれたのなら、仕方ないので喧嘩を買ったかもしれませんが……
いいじゃん、わざわざ自分から『あいつらに復讐する!』とか言って関わり持ちに行かなくても。
『あいつの人生よ暗くあれ』という呪いをかけてきた奴らに対して、『私は人生謳歌してるぜてめーらは底辺で一生他人を見下してな』という祝福を自分にかける、それだけで『復讐』は成立してますから。
だから、わざわざいじめっ子連中を貶めて苦しめる為だけに、自分の価値を落とし行かなくていいと思いますよ。
人の悪口いったり恨んだりする行為って、創作意欲を落とすらしいんですよ。それって我らなろう民には致命的なダメージになりますから言わぬ聞かぬが無難です。
んで、いじめ大好きな連中は連中で勝手に悪口で自分の作業効率落として堕ちていきますから。
自分や周りに実害があった時だけ、ボコボコにのして潰して日本海溝に沈めに行けばいいんです。
まぁ、あくまで私個人の私感ですけどね。
そういう価値観のいじめられっ子もいるんだなって事で心の隅にとどめていただけると。
とまぁ、今日のエッセイはそんな感じですかね。
改めて書き連ねてみると、自分の経験とか元来の喧嘩っ早さはうちの作品やうちの子にも反映されてるなぁ、と思いました。作者の性格って無意識のうちに出るんですね。しみじみ。
そんなわけで、今回はこれにておしまいです。