毎日コツコツと
いつも短いのに今回は短くて申し訳ないです。
とりあえずMP上げなければ話にならんよな?たぶんよくある設定だと魔法を使えば使うほどMPが上がるはずだ。そう考えた僕は部屋にあった魔法の本を読んでもらおうと必死に母さんに伝えてると読んでくれることになった。
「ロイくんほんとに理解してるの?違う本読んだ方がいいんじゃない?」
たしかにその通りだ産まれて7ヶ月しか経ってない赤ちゃんが魔法の本を理解する方がおかしい。でも、母さんの言う他の本とは勇者が魔王を倒す昔話なのだ。正直勇者とか闇堕ちしそうな想像しかない。違う本を勧めても魔法の本を読んでくれる母さんはほんとにいい人だ。
「ロイくんには魔法使いの才能があるのかなぁ〜?将来どんな人になるんだろ?私より魔法使うの上手くなってね?」
どうやら母さんも魔法使いのようだ。僕もよくわかっていないのだが母さんから教えて貰ったが、魔法の使い方は普段体内の魔力は無属性なのだが使いたい魔法を放つ際に体内の魔力をその属性に変えたり効果を変えたりするようだ。詠唱するのが普通のようだが、これは無詠唱がいいよな?聞いた話だと詠唱するのは魔法をイメージをするためであって正確にイメージができれば詠唱はいらないと思う。
「ロイくん今日のところはこれで終わりね。また明日読んであげるからね。」
そう言って母さんは用事をしに行った。さて、今からが僕の魔法の練習時間だ。あまり派手な魔法はバレるので風属性の魔法を使って魔力を消費しよう。風属性の場合は体内の魔力を空中に放出し風に変えるってものだ。《そよ風》そう唱えると少し風が吹いた。理屈?ファンタジーの世界に突っ込んだら負けのような気がする。
最近はずっとこの魔法を使って魔力の底上げをしている。これから毎日魔力使い切るまで魔法を使いまくるぞ!あっ忘れてたけれど時間停止も使いまくってLv上げしないとな。やる事がいっぱいだ…。