転生
「こんにちわこんばんわ!お元気ですか?」
そんな声とともには目を覚ました田中友也は不思議な感覚に陥っいた。身体がないのだ。それに目の前に可愛い幼女がいる。
「君は誰なんだ?それにここはどこなんだ?どうして僕の身体がないんだ?」
「質問が多い方ですねぇ…。私は神様です!すごいでしょ!そしてここは私の場所ですね。天界的な感じに思ってください!そしてあなたの事ですが、ここまで言うとわかりますね?あなたは死にました!いやぁかっこいいいいのに残念な死に方でしたね…。どうです?思い出しましたか?」
そう言われれば少し思い出したぞ!そうだ!僕はあの日の放課後ラノベを読みに学校の屋上に行ったんだ!すると、今にも自殺しそうな子がいたので助けたのだが、逆に自分が足を滑らせて落ちたのだ。我ながら情けない…。まぁこんな事もあるか…。
「それで神様がここに僕を呼び出した理由は何ですか?あれですか?最近ラノベとかで有名な転生的な何かですか?」
「察しがいいですね。てか、もっと驚いでくださいよ!?ここ天界ですよ!?目の前にいるの神様ですよ?!」
「やっぱりそうだったのか。なんかあまり驚かないんですよね?これも天界に来てるからなんですかね?」
「それで、あなたには新しい世界に転生してもらいます。その理由は、あなたは人助けをして死にましたのでご褒美ですね。そして、あなたはラノベが好きなので転生ってわけですよ。もう1つの理由は、あなたが虐められてたってのも理由ですね。こう見えて私ラノベ好きなんですよね!そのラノベ好きの仲間が虐められてるって事で可哀想に思ったので。それくらいですね。」
「悲しくなるので僕の虐めについてはあまり触れないでください。神様がラノベなんて読んでていいんですか?」
「大丈夫大丈夫!転生って基本それ専用の神がいるから普段は暇なんだよね?私最高神だから特にやる事ないし、ただ他の神達の仕事を考えるだけで。私の話はこれくらいにして、あなたには転生する際に3つの能力を授けます!さて何が良いですか?ちなみに送る世界は定番の剣と魔法の世界です!どう?興奮してきた!?」
なん…だと…!?剣と魔法の世界に好きな能力を3つ選べるだと!?これは考えないといかんな!さて、この場合何が1番いいだろうか…。魔法の世界となれば魔法を使ってみたいので《全属性適性》と《限界突破》ってのは欲しいよな?てか、こんなぶっ壊れた能力いけるのかな?まぁ確認したい事もあるし聞いてみるか。
「神様。ちなみに向こうでの言語理解とかは能力の1つの枠に入りますか?後、《全属性適性》と《限界突破》ってのはいけますか?」
「言語のところに気づくとは慎重だねぇ。大丈夫そこに気づいたのなら特別に枠を使わないで付けてあげるよ。その2つの能力か定番だねぇ…。まぁ私でもそうするしいいよ。それで後1つの枠はどうするんだい?」
いやいやいいのかよ!?そこは断れよ!?僕が世界征服企む奴とかならどうしたんだよ!この神様かるすぎるよ!
「ちなみに心の声聞こえてるからね?心配してるようだから言うけれど君の素性は全て知ってるからね?悪人じゃない事は確認済みだし、汚れた魂は今の君みたいに白くなくて黒くなるだよ?それより後1つの枠は決まったのかな?」
うーんよし決めたあれでいこう!もうこの際だチート全開でいこう!
「どうやら決まったようだね!はやく何にしたか教えてくれない?」
「僕が選んだ能力は《時間停止》です!」
「うん!やっぱり君はおもしろい!いやぁ完全にチートだねぇ。時間の干渉は、ほんとうは神にしかできない事だけどね。おもしろいからいいや!それに君の活躍とかを見て私も楽しめるし!それじゃ送り届けるけれど準備はいいかな?」
「大丈夫です!いろいろとありがとうございます!」
「気にしないで!今回の人生は自分の思うままに楽しく生きてね!あんな情けない死に方はしないでね!それじゃ行ってらっしゃい!」
そして意識がゆっくりと戻って行く。身体があるか確認するけれど全体的に小さい気が…。やっぱりだ赤ちゃんじゃねぇか!