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叛逆の魔剣

新キャラ登場!です!


「おはよーございます!レンさん!朝ですよー!」


ケイの声で目が覚める。

子どもは元気だな。


「ああ、おはよう。朝食は出来てる?」

「はい!用意をするから食堂に来てください!」

「うん、わかったよ」


まだ眠いが、飯抜きも辛いしいくか…


◇◆◇


俺はエイザさんの作った朝食を食べた後、あることを聞いてみる。


「エイザのおっさん、ちょっと聞いてもいいか?」

「ん?なんだ?」

「冒険者ギルドってあるのか?」


そう。異世界の定番、冒険者ギルドだ。

大抵ここで魔物を狩ったりするのだが…


「あるぞ?というか隣の建物だな!」


近っ!!

そんな近くにあったのかよ…


「そうか、後で行ってみるか…じゃあ、もう一つ。武器屋とか防具屋の場所を教えてもらってもいいか?」

「…どっちも目の前だ。」


…ここは基本客層が冒険者なのか?


「兄ちゃんは冒険者志望か?」

「まあな」

「お!そうか!なら頑張ってくれよ?最近はまともな冒険者がいなくて困ってたんだ」

「そうなんだ、ならちょっと行ってくるな。夜には戻る」


そう言い放つと俺は宿屋から出ていった。


◇◆◇


俺は必要だった冒険者の登録を無事に終え、武器屋に来ている。


冒険者ギルドの事は受付が筋骨隆々のおっさんだったから割愛する。


いる情報って言ったらギルドカードに報奨金が支払われてそのお金は冒険者ギルドで出せるってことぐらいだしな。


という訳で、今俺の目の前には大量の武器が並んでいる…


剣、槍、大槌、片手棍、斧…

などなど種類も豊富だ。

やはり買い手が近くにいると中の商品も充実するもんなんだな。


と店内に目を流しているとある一点に気がつく。


その剣は包帯のようなものが巻かれ、その隙間から禍々しい気が漏れ出ている。


「なあ、店主。これはいくらだ?」

「大銀貨3枚だよ、兄ちゃん。…本当にこいつでいいのか?」


武器屋のおっさんが何かあるように呟く。


「…何かあるのか?」

「いえ、それを持った人間が1週間以内に全て死んでるんだよ…」


怖いな。それは。


ちょっと鑑定してみるか…

俺はこの剣に鑑定を発動する。


『クラレント

763歳 魔剣・魔族


HP -/-

MP 800,000,000/800,000,000


《能力値》

力SSS

守SS

速S

魔EX


《魔法適性》

闇SS


《使用可能スキル》

魔剣化Lv10

自動修復Lv10

魔力強化Lv10

水晶眼Lv10


ふむ…

これは物じゃないな・・・・・・・・・

これは本人に・・・後で聞いてみよう。


「うん、これを買おう」

「!まいどあり…死ぬなよ?」

「ああ、大丈夫だ。絶対に死なないさ」


俺は心配する店主に大銀貨3枚とチップで銀貨1枚手渡し店を出ていった。


◇◆◇


もう日がどっぷりと暮れていたので、宿に戻り飯を食べた後、異世界には風呂はないだろうと思い、お湯入の桶とタオルを貰い部屋に戻る。


タオルとかは有料で貰うもんかと思ったら無料でくれたので良かった。


部屋に戻り、そいつを呼ぶ。


「おい、起きてるんだろ?」


そいつとは今日買った剣だ。


「………」

「聞こえてないのか?なあ、クラ──」

「…待って 」

「?ああ分かった」


名前を呼ぼうとするとどこからとも無く声が聞こえた。

俺がその声に返答すると突然剣が光りだし一瞬眩い光を放ったと思うと、剣があった場所には包帯で身体を巻かれた15~16くらいに見える女の子が座っていた。


…はい?

自分で説明しといてなんだが女の子とは思わなかった。

しかも彼女は身体にぴったり包帯がついているので体の線がよく分かる。


すると少女はその澄んだ声で話し始める。


「…私は魔剣、魔剣クラレント。貴方は?」

「俺はレン=カタザワ。騎士だ。」

「…?嘘はつかないで?」

「名前じゃあないな、…ジョブの話か?」


コクコクと頷く少女。


「…ふぅ、俺は龍神だ…自覚はないけどな」

「なるほど、そういう事ね…」


納得したのかそう呟いている。


「どうして俺のジョブが騎士じゃないと分かったんだ?」

「…私の瞳は魔眼、「水晶眼」って呼ばれるものね…これはその人の真実を見通すわ…知ってた訳では無いわ…」


なら真実か嘘かは分かるけどそれより先はわからないってことか。

嘘はどうやってもつけないな。


「…で、どうするんだ?俺も斬るのか?」


恐らくは持ち手が1週間以内に全て死んでいたのはこいつ─クラレントが斬っていたからだろう。

元の世界で有名な剣と同じ「叛逆の魔剣」ってことか。


「いいえ、貴方は斬らないわ。貴方こそ私を持つに相応しい人よ…」

「そうか、ならよろしくな?クラレント」

「クラって呼んでもらっていいわ、主様」

「わかった。俺もレンでいいぞ?」

「いいえ、私が主様って呼びたいの…だめ?」


その格好で上目遣いはやばい。


「!いや、それでいいよ」

「ふふっ、ありがとう主様」


俺の旅路にクラレントが加わったのだった。




題名詐欺って言われるかもですがまだ奴隷は出てきません。

クラレントの見た目は次話で!

…因みにクラレントが名前を呼ぶのを最初拒んだのは自分で名前を教えたかったからという理由です。

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