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ドロップアウトからの再就職先は、異世界の最強騎士団でした~訳ありヴァイオリニスト、魔力回復役になる~  作者: 東 吉乃
第二章 楽士の奮闘、ここに極まる

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59.一方その頃


 たまたまだったのである。

 その日、アークはふと暦を眺めてあることに気が付いた。今日は星祭り最終日だ。そういえば今年はまだ一度も繰り出していないな、などと思いつつとある人物の顔が脳裏に浮かんだ。

 マスミ――毎日威勢の良い自分の専属楽士。

 帝都に戻ってからというもの、立て続けに面倒ごとが起こるせいでろくに市街案内もできていない。それどころか星祭りの夜勤組がいる関係上、その面倒を任せっきりにしてしまってもいる。

 時刻は既に夕方五時を回った。

 日頃から朝晩関係なく働いている身だ、今日くらい定時で上がっても許されるだろう。なにか言われたら「市街警備だ」と胸を張ればいい。着替える手間も省けて一石二鳥だ。

 自分の専属をねぎらおう。

 思い立ったが吉日、アークは広げていた書類を端にがさっと除けて、制服のまま執務室を後にした。


 そんな思いつきの行動だったから、まさかこんな場面に行き合うとは予想だにしていなかった。


 目的の人物はどうせテオのところにいるだろうと思って、王族居住区へと真っ直ぐ来たのだ。

 懐かしい庭園は最高レベルの認証が乱立するというかなり物騒な光景になっていたが、テオの状況を考えればまあ妥当だろう。顔見知りの侍女たちに手を挙げて軽く挨拶しつつ、目的の部屋に到着する。

 そしてノックもそこそこに扉を開けて、今ここ、だ。


 カスミレアズがしゃがみ込んで頭を抱えている。

 横にいるのは宮廷近衛騎士長のヒンティで、これまたしゃがみ込みつつ腕を組んで難しい顔だ。

 さらにその隣にいるのがテオ付きの若い侍女だが、こっちはこっちで傍目に分かるほどうろたえている。


 一体なにがあった。


 そんな疑問が、力いっぱい怪訝な声とともにアークの口から転がり出た。

「お前たち、なにをしている?」

「っ、これはアークレスターヴ様」

 車座になっていた三人のうち、最も速い反応を見せたのはヒンティだった。

 本来そうあるべきはずの右腕ことカスミレアズは、三拍ほど遅れて振り返った。この男にしては珍しい反応だ。意外に感じながらも部屋を見渡したアークは、とある違和感に気付いた。

「……マスミとテオはどこにいった?」

 あの我が道を行く楽士と小生意気な甥の姿がない。

 性別の違う二人だ、まさか連れ立って用足しとは思わないが、これいかに。アークが疑問符を浮かべていると、立ち上がったカスミレアズがいきなり九十度に腰を折り曲げた。

「大変申し訳ございません。私の監督不行き届きです」

 悲壮な声だ。

 下げられた頭は一向に上がる気配がない。横にいるヒンティと侍女はなんともいえない顔のまま、動かないカスミレアズとアークを交互に見比べている。

 ふむ。

 微妙な空気の中、アークは顎を撫でた。

 忽然と姿を消している二人。顔色を失っている目付け役。実に分かりやすく、ろくでもない匂いがする。

「ふうん……二人そろって脱走でもしたか?」

 カスミレアズの肩がわずかに揺れた。

 どうやら正解らしい。

「決して扉から目を離しはしなかったのですが、……」

 確かにマスミを送り届けるために帯同し、それから現在に至るまでこの扉の前に控えていた。そうカスミレアズは言い、ヒンティもまたそれに同意した。


 なるほど、この二人を出し抜いたか。


 偉業を成し遂げた自分の専属を思い浮かべ、思わずアークの口端が吊り上がる。

 普通の人間は、近衛騎士長二人を煙に巻こうなどまず考えない。まして騎士団を束ねるあの宮廷近衛と、歴代最強と誉れ高い第四近衛だ。今の騎士団陣容を考えれば、絶対に敵に回したくない組み合わせのぶっちぎり一位となるだろう。

 それをよくもまあ。

 腹の底からくつくつと笑いがこみ上げる。

 そうすると、間違いなくテオの協力があったはずだ。それ以外に騎士長二人の目を欺く方法などない。随分と仲良くなったものである。

「私がお手紙を言付かりまして……六時丁度に、ヒンティ騎士長かエイセル騎士長に必ずお渡しするようにと」

 侍女の目はカスミレアズに向けられている。

 体躯に見合って武骨な手には、これまた笑えるくらい不釣り合いな薄桃色の紙が握られていた。

「書置きを残すだけましか? 見せてみろ」

 アークが手を伸ばすと、渋々、本当に渋々といった態で、カスミレアズがそれを寄越してきた。

 四つ折りになっていた薄い紙を開く。一枚ものだ。しっかり題名が――『テオドアーシュ殿下の所在に係る件』と、書いてある。この時点でアークの腹筋は崩壊の一歩手前だったが、気合でこらえて読み進めた。


*     *     *     *


 テオドアーシュ殿下の所在に係る件


 近衛騎士長殿におかれましては日々のご公務大変お疲れ様です。

 さて掲題の件、テオドアーシュ=アルバレーウィヒ=カノーヴァ殿下につきましては、わたくしこと第四騎士団首席楽士であるマスミ=トードーがその身柄をお預かりしております。

 アルバリーク帝国の重要な祭事であると同時に名高い星祭りにて、両名の見聞を広げる所存でございます。

 実地研修は夜九時に女神デーアの見学をもって終了予定です。大変お手数ですが、帰路の警護に騎士数名を派遣されたく、ご検討のほど宜しくお願い致します。

 

 尚、身辺の安全には充分に気を配っておりますが、有事の際には専属楽士による認証警報にてご連絡差し上げますので、事情ご賢察のうえ早急なるご対応を賜りますよう、合わせてお願い申し上げます。


 第四騎士団首席楽士

 マスミ=トードー


*     *     *     *


「――ぶはっ!」

 読み終わると同時、とうとうアークは噴き出した。

 これで我慢できるやつがいたらお目にかかりたい。こんな脅迫状まがいの業務連絡、笑うなという方が無理だ。

「楽士認証をまさかの警報扱いとくるか……! あっはっは! あいつ全っ然反省してねえな!」

 笑い過ぎて息ができない。

 実験で破かれた認証スカーフに、カスミレアズが特大の雷を落としたのはつい先日のことだ。あの時確か「もうしません」と叫んでいたはずじゃなかったか。舌の根も乾かないうちにこれだ。

 出会った頃からこうである。

 彼女はやること為すこと斬新で、一瞬たりともこちらを退屈させてくれない。

「本っ当に、あいつも悪い方に利口になってやがるなあ」

「重ねて申し上げますが、笑いごとではありませんよアーク様……!」

 押し殺した声が響き、カスミレアズの血管が切れそうになっている。


 今この瞬間に理解した。

 頭を抱えていたのは責任感半分、説教をこらえるのに半分だ。


 認証警報のくだりなど、あの場面を見ていなければなんのことか分かるまい。当然カスミレアズからヒンティにことの次第を説明せねばならなかっただろうが、顔から火が出るくらい恥ずかしかっただろう。

 烈火の勢いにもなるはずだ、察するに余りある。

「俺の楽士が悪かったな、ヒンティ」

「いえ、お任せしたのは私ですから。ただ不思議なのは、どこから抜け出したかということでして」

 もしも警備に穴があるのなら、即刻正さねばならない。

 顔をくもらせるヒンティに、アークは「心配ない」と手を振った。

「お前たちの知らない『命の道』を使ったんだろうよ」

 軽いアークの言に、騎士長二人が思わずといった態で顔を見合わせる。

 王族として生まれたアークには当たり前の話だが、宮廷内にある有事の際の抜け道――通称、命の道――は、一つではない。中には騎士団長、近衛騎士長くらいまで知られている公のものもあるが、真に王族しか知らない道もある。

 誰が命を狙いにくるか分からないからだ。

 かつて謀反を起こした者もいる。その手にかかり、命を落とした姫もいた。

 そんな歴史の教訓は、真の道のありかを隠蔽した。味方が裏切っても逃げおおせるように。王族居室には必ず一つ以上の道が隠されているが、それを知るのは代々その部屋に住む王族だけだ。どれほど優秀な侍女や護衛であっても、その存在は明かされない。


 ゆえに、騎士長たちはこれほど驚いている。

 逆説的にいえば、それを使ったテオの本気度合いが透けてみえるということだ。


 色々なことをひっくるめて、思った以上に面白いことになっている。それがアークの本音だったが、まずは二人を捕まえてみなければ話は始まらない。

「とりあえず認証は無事なんだろう?」

「そういう使われ方は大変はなはだ不本意ですが、……はい」

「くくっ……まあ何かあってもことだ、息抜きがてら早めに行っておくか」

 専属が迎えを所望しているのだ、これに応えない騎士はいない。

 この文面から察するに、総司令官と騎士長二人が直々に動くとは、多分つゆほども思っていないのだろうが。


 男三人で祭りとは実にむさくるしい。

 こんな状況を作り上げてくれた専属楽士に「まずはさすがだ」と賛辞を送りつつ、アークは終始笑いっぱなしで宮廷を出たのだった。


*     *     *     *


 一方その頃。

 保険として駆り出された人物たちは、ごった返す星祭り会場でもみくちゃにされつつ、その職務をまっとうしている真っ最中だった。

「しかしネストリも知恵が回るようになったものだな」

 感心しているのは第四騎士団の指南役筆頭、セルジュ=ヴァレーゼである。

 洗いざらしのシャツに黒の下衣という簡素ないでたちは、その辺で飲んだくれている一般人と大差ない。まして元騎士らしからぬ低めの身長は、見事に雑踏に溶け込んでいる。

 一方で隣を歩くのは制服に身を包む真騎士、ネストリだ。

 騎士然としたこちらの方がよほど威容を誇る格好なのに、彼はその長躯を分かりやすく縮こまらせている。

「困ったら指導騎士エルダーを引っ張りだせ、か。常套手段だ」

「お手を煩わせてしまいまして本当に申し訳ありません……」

「構わんよ。総司令官も知らないのなら、あれを――カスミレアズを止められるのは確かに私だけだ」

 物理的にも、精神的にも。

 こともなげに言って、セルジュはからからと笑う。


 セルジュは何人もの新米騎士を指導してきたが、現近衛騎士長のカスミレアズが最後の指導だった。

 正直なところ、セルジュはもう充分すぎるほど後輩の面倒を見てきたので、やるつもりは毛頭なかった。それこそ祖父になるかくらいの気持ちでいたのだが、化け物級のカスミレアズに恐れをなし、若手は誰も指導騎士をやりたがらなかった。

 そういう経緯で結局セルジュがカスミレアズと盃を交わしたのだが、大正解だった。


 まさか総司令官と近衛騎士長のあずかり知らぬところで、騎士団を動かすことになろうとは。


 力技にもほどがあるが、ある意味感心もしている。

 やればできるものなのだな、と。

 このたび第四騎士団の首席楽士となった彼女は、ずいぶんと騎士たちから愛されているようだ。そうでなければ企みの片棒など担がず、さっさと上に報告されただろう。かくいうセルジュ自身も、あの奔放ながら責任感の強い彼女に好感を抱いているゆえ、こうして若手の無茶ぶりに応えてやっているのであるが。

「バレたら大目玉なので、助けてください」

 そう言い放ったネストリに、セルジュの目は丸くなった。

 よくよく聞けばなにやら面白そうな話で、そういうことであれば顛末が上に知れたとしても、セルジュの顔で中もしくは小目玉くらいで済む。備えとしては満点の発想に、セルジュは二つ返事で頷いて今ここ、なのである。



 夕暮れが深まり、祭りの喧騒は増す一方だ。

 連れている若手――ネストリとリクは気付いていなかったが、セルジュは先ほどくだんの二人を視界の端に捉えた。どうやら買い食いの真っ最中だったようで、楽し気な様子にほっとした。

 帝都にいる第四騎士団全員を投入しているうえ、セルジュのみならず他の指南役も全員動いているので、星祭り会場広しといえどもそこかしこに監視の目は張り巡らされている。今はセルジュの警戒範囲から抜けてしまったが、他の騎士たちが注意を払っていることだろう。

 二時間ほど警備を続けて、そろそろ喉が渇いてきた。

 なにか飲むかと屋台に目を向けた時、そこに所在なさげに立つ少女がいた。

「お嬢さん、どうしたのかな。お父さんやお母さんは?」

 雑踏をかき分け、セルジュは少女の前にしゃがみ込んだ。

 年の頃は十の前後だろうか。大きくつぶらな瞳は若葉のようにあおく瑞々しいが、泣き濡れて痛々しい。セルジュの問いかけに、少女は首を横にふるばかりである。

「そうか、はぐれてしまったか。お名前は?」

「……サキ」

「可愛い名前だ」

 ぽん、と頭を撫でてやる。目線の高さを少女に合わせたまま、セルジュはひょいと背中を振り返った。若手が二人。片や熊と見紛うほどの大男、片や線が細めの優男。

 決まりである。

 セルジュは手招きして、優男――準騎士のリクを横に呼び寄せた。呼ばれた方は用件が分かったのか、素直に騎士の礼でその場にひざまずく。

 準騎士でまだまだ下っ端ではあるが、動きは洗練されている。

 制服を着た状態だと、どんな人間でもそれなりに見える。市街警備に出れば一度や二度は、黄色い声や熱い視線を頂戴できるのが騎士の特権だ。目の前の少女も例に漏れなかったようで、こぼれていた涙が止まった。

「お送りしましょう、サキお嬢様」

 リクの差し出した手を少女は素直に受け取った。絶大なる制服効果である。

 そして小さなお姫様を抱きかかえ「行って参ります」の一言と共に、若い背中は人ごみをかき分けていった。



 さて、仕切り直しと思ったのも束の間。

 今度は若いご婦人の二人連れがセルジュの目に飛び込んできた。暑さにあたったか、一人が椅子に座りながらも真っ青な顔で口元を押さえている。もう一人は心配そうにその背をさすっているが、周囲はめいめいが祭りを楽しむのに夢中で、誰も助ける素振りがない。

 これも見回りの宿命である。

 声を掛けようと足を向けるが、すぐ傍で大きな声が上がった。

「なんだ?」

「……喧嘩のようです」

 人より頭二つ分ほど背が高いネストリが、とある一点に注目する。

 残念ながらセルジュは並み以下の丈しかないので、状況確認は後輩に任せるより他ない。

「放っておいて良さそうか?」

「そうですね……駄目です。止めるどころか周りも参加してます」

「祭りだからなあ、羽目も外れるか」

 こき、とセルジュは首を鳴らす。

「酔っ払いは私が片付けてこよう。お前はあちらの婦人を助けなさい。要すれば家まで送り届けるように」

 ネストリならば女性の一人や二人担ぐなど朝飯前だ。

「かしこまりました」

 采配の妥当性を認めてか、こちらも異議一つ唱えることなく婦人たちの元へと向かっていった。

 若い部下が低姿勢に声を掛けるのを見届けてから、セルジュは「ちょっと失礼」と言いながら、にわかに出来上がった人だかりをかき分けた。

 騒ぎの中心は、大層な盛り上がりを見せている。

 飛び交う怒号にガラスの割れる音、絹を裂くような悲鳴。興味本位の周りは「やだ喧嘩?」「いいぞもっとやれ!」など好き勝手極まりない。

「はいごめんなさいね、失礼……っと」

 押しあいへしあい、揉みくちゃにされながらもどうにか人だかりを抜けると、そこは予想以上に大惨事となっていた。

 鼻血を出したり頬を腫らして倒れている男が数人。

 地べたに座り込む若い女性に、泣き叫ぶ子供までいる。

 もはや祭りがどうのと言える空気ではない。いくら酔っ払いとはいえこうまでなるのは珍しい。が、そんなことはおかまいなし、未だに殴り合いを続けている集団がいて、若い男たちだがずいぶんと柄が悪い。

「んん? あの紋は……」

 一人の若者、その手の甲に見覚えのある黒い紋様があった。

 途端、セルジュの目は険しくなる。

 祭りに浮かれた一般市民ならば適当に仲裁しようと思っていたが、相手があの組織となると話は違ってくる。セルジュは藍の闘気を揺らめかせながら、騒ぎの中心へと歩み寄った。

 大外にいた一人の襟首を引っ掴む。

 なんだよ、と凄むその若者には、やはり手の甲に紋様――黒い稲妻と、それに絡みつく双頭の大蛇――が浮かんでいた。

「祭りに乗じてとは感心しない。今度はなにを企んでいる?」

「すっこんでろジジイ、死にてえのか!?」

「それはこちらの台詞だ」

 セルジュは問答無用で若造のこめかみに掌底を叩きこんだ。

 手加減なしだ。

 便宜上「元」がつくとはいえ神聖騎士の本気である。一撃で相手は昏倒した。

 上がった呻き声に、同じように柄の悪い仲間たちが振り返る。急に現れた得体の知れない爺、その足元に転がる仲間。そんな光景を見れば、いきり立つのも道理である。

 ならず者たちの向こう、商売人らしい男が見えた。頬を腫らし口の端を切りながらも、その目は強い。

 その背後で若く美しい娘が蒼褪めている。

 真っ当に商売しているところに因縁をふっかけられたのだろう。狡猾な「蛇」の常套手段だ。

「通りがかった以上見逃せない。大人しく引くがいい」

「てめえの戯言聞く義理がどこにあるってんだ、ああ?」

 黒い手の甲が懐から短剣を取り出した。

 迷いなく鞘を抜き捨て、銀色に光る刀身を見せつけてくる。

「その台詞そっくり返してやるぜ。謝るなら今のうちだ」

「……人に抜き身を突きつける意味、分かっているんだろうな」

 どうせ分かっていないだろうが、あえてセルジュは口に出した。

 これ以上やり取りを続けても不毛だ。

 見切りをつけたセルジュは、短剣をちらつかせる相手の懐に飛び込み、下からその顎めがけて掌底を放つ。ご、という鈍い音と共に、男の身体は宙を舞った。

 血走った目がセルジュに集中する。

 次の瞬間、いくつもの腕が殴りかかってきた。

 踊るように攻撃をかわしながら、セルジュは一人、また一人と確実に男たちを地に沈めていく。防御のみで攻撃魔術を使わず、肉体一本で相手をしてやったのはせめてもの情けである。


 戦いながらセルジュは考えていた。

 「蛇」が目を覚ましているのなら、状況は変わった。早々にあの二人を連れ戻さねばならない。


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