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しるし(詩集)

ぬるい夜

作者: さゆみ


心臓が激しく揺れるのは酔ってるからじゃない


あなたのその目がいけないのよ

鋭く熱くどこまでも怖い目

アイスピックで突きたくなるの


だから氷を叩いてばら蒔くの

このぬるい夜を冷やしたい

30年物の琥珀があなたに溶ける


好奇心と惰性だったの

住む世界が違うから


通りすがりのひと

歌うしかないでしょう


ねえ







キープしているのはボトル?それとも憐みですか


あなたの透き通るような無垢な肌

争いの傷は隠したのか消したのか

ライターの火で炙り出したくなるの


あなたの中を焦がし露わにしたい

からだはいつも通り抜けるだけ

傍で冷たく光っている腕時計


残り香だけが笑うから

さよならまたね


つぎのひととは

薔薇のバーボン飲むの


ねえ






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― 新着の感想 ―
[一言] さゆみ樣〜ぜ〜んぶ読ませて頂きました(^o^ゞ 全てに感想書いてちゃうと、さゆみ樣がちょっとしたパニックになりそうな量になりますから(迷惑メールみたいに)(°∇°;) 一気読み&纏め感想…
2013/09/22 19:30 退会済み
管理
[良い点] 作詞家を目指されてるのですか? とても才能のある方だとお見受けしました。 [一言] こらからも頑張って下さい。
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