Bitter Than Tea
彼氏と破局したゆりを慰めたのはなぜか、幼い頃から顔見知りの「万月堂書店のお兄さん」だった。街角のカフェバーで、田舎の商店街の片隅で、少女漫画を買いに通った十五年前のようにひっそりと、ふたりは共に過ごす時を重ねていく。曖昧な関係。こんなの、恋愛のうちに入るの? ―――ひょんな偶然からはじまる、ご近所さん同士で傷の舐め合いをする話。ロマンティックにはなれない恋愛小説。
Prologue
2012/12/09 03:18
(改)
1. アイリッシュコーヒー (1)
2012/12/09 03:22
(改)
1. アイリッシュコーヒー (2)
2012/12/10 01:53
(改)